素敵な片棒を担いだ話。
大阪でWEBディレクションの仕事をしながら、「デスベア」というキャラクターをモチーフにしたTシャツをデザインして売ったりしているハクイダイスケと申します。
昨日夜に入ってきたオーダーがとても素敵で、ほっこりした話です。
■優しい気持ちに触れたイレギュラーなオーダー
先日、デスベアのオーダーで、望んでた形が一つ達成できた。
そういう事をしたいが、上手く表現してPRすることや、BASEのシステム上、受け付けるのに限界があり、場合によってはミスをする可能性もあるので、どうしてPRすれば漏れなくいけるのか悩んでたことがあった。
それは「プレゼント対応」
誰かが「あ、この服、友達の○○さんに似合いそう!」って思ってポチってもらうという事。
プレゼントに使ってもらえたらうれしいなぁと思っていた。
問題があるのは、受け手(自分側)の問題で体制が整ってなかったからという事。
備考欄に「プレゼントしたい」とあったのですが、BASEでは「注文者」と「送り先」があるわけでもないので、そこから個別にメールでやり取りをしました。
こちらがくみ取れず、「すみません、あとこれどうしましょう」「ごめんなさい、あとですね」と余計なやり取りをしてしまった(申し訳ない…)
ただ、これで今回「聞くべき内容」はわかったし、自分が「こういう使い方もあるので、使ってほしい」と思ってたことに対する需要が少しでもあるという事がわかった!
■やっててあったかくなる気持ち
実は、こういう個人のブランド活動って身近な仲間に支えられてスタートするものだと思うけれど、スタートした経緯が経緯なので、知らない荒野に一人突き進んでいった。
だから、オーダーくれる大半は、デスベアの活動で「初めまして」な方だったりする。
「いいもの作ってる自負はある。しかし、まだまだ駆け出しのインディーズブランドの安くないアイテムにお金だしてくれるなんて…」と、かなり嬉しさを噛みしめて、有難い気分で一つ一つ出荷作業をしている。
それはシンプルに、見つけてもらえた、認めてもらえた喜びである。
それとはまた少し違って、お客さんと自分が共犯となり、贈られる方(自分からしたらさらに知らない誰か)を喜ばせるために「メッセージ入れましょう」「こういう感じでどうですか?」みたいなやりとりしたりする【サプライズの楽しさ】とか、「HAPPY BIRTHDAY 〇〇ちゃん」というメッセージを依頼されて、その〇〇さんへの気持ちがその短い文章に込められた贈り主の【優しい気持ちを大事にしなきゃ】という少しの緊張がここにはあった。
▲大急ぎで作ったバースデーカード。(素材とかはネットからいただいた)一応形にはなったかな。
今となって悔やまれるのは、リボンも巻いておけばよかったなぁと…。8月にプレゼント企画をやったとき、(小さいサイズなので)「子どもが誕生日近いので、プレゼントします」という方がいて、じゃあリボン巻いて送りますってやっていた。今回もそれすればよかったなぁと今になって思います…。
▲次からプレゼントの時は忘れないようにしよう
■「体験」をほんと大事にしたい。
自分が専用のボックスに入れてTシャツを送ろうと思ったのは、「普通の通販ってビニール袋にくるまれて、無機質な納品書が入ってるだけだよなぁ」って思ったので、少しでも体温がこもるように(下手な字ですが)手書きで一言いれて、そしてさらに「え?Tシャツなのに箱?」という驚きも加えたかった。
大好きなVivienne Westwoodで買い物した帰り道、そのショッパーを写真撮りたくなるようなウキウキ感を、通販でも体験してもらいたかった。
▲例えば自分はこんなテンションになってたりする
今度は逆に、自分がお店の人としてとても良い体験をさせてもらった。
あまり接客業をした事がないが、「顧客目線」を意識したりしてるので、この「ハッピーの共犯者」にしてもらったことで、また次に何かできそうな気もしている。
まず、お金を出してオーダーいただいたこと。
サプライズの協力をさせてもらったこと。
贈り主さんの優しい気持ちを知れたこと。
いつも以上に「ありがとうございます」を言いたいし、絶対に初心を忘れたくないので、こういう新しい気持ちを残したく、記事にしました。
これからも頑張ろう!
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フォローや「スキ」をしてくれると非常に喜びます!
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著者の主な活動
【DEATHBEAR LIVE ON MUZIK】というTシャツブランドをしています。音楽を感じるようなx自分のメッセージを込めたデザインに、デスベアという熊のキャラクターを可愛くあしらっています。
https://deathbear.fashionstore.jp/
▲いま売り出し中だし、今回プレゼントに選んでいただいたのはこのロンT
新作も鋭意準備中です。
近々またNPO団体のヘルプで動く予定が幾つかは言っています。
理念をもって、頑張ります。
Profile ハクイダイスケ
1978年生まれ。大阪堺生まれ・在住。プログラマー・WEBデザイナーを経てディレクション職へ。
イラストを描くのとギターが好き。
「ロジックで”ENJOY”を創造する」を掲げてクリエイティブ活動展開中。
peace for all
■SNS
・Twitter / https://twitter.com/daisukefromhell
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■DEATHBEAR LIVE ON MUZIK/アパレルブランド https://deathbear.fashionstore.jp/