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流れていく事柄を疑う[配信のトレンド]

大阪でWEBディレクションの仕事をしながら、「デスベア」というキャラクターをモチーフにしたTシャツをデザインして売ったりしているハクイダイスケと申します。

自分は8月に5年半続けていたバンドを脱退し、ロック的な意味ではただの「音楽好きな人」になっただけなので、無責任な立場で物が見れたり、言えたりします。

「無責任な立場」になった事で「誰が言うてるねん」と指摘されそうだが、誰かのヒントになればいいなと思ってまとめてみます。

本日のテーマは、「配信ライブ」について。
大きく2つ書きたいことがあり、それの1つ目です。

ライブ配信が多く出てきた今の状況に対しての個人的所感

「個人的な好み」として、自分は配信ライブに対して、特に好きじゃないです。やっぱりライブハウスでの爆音、音圧、血が熱くなり燃える感覚が大好きなので、パソコンやスマホで満足できないです。

やっぱり付き合いが多いので、バンドマンから「配信よかったら見て下さい」と連絡を頂きます。
自分の事を思い出してくれて連絡くれる事なんかでいうと本当に嬉しい。だから見させてもらうけど、あんまり満たされていないのが現状です。

配信が好きじゃない理由
・小さな画面で見ていても面白さを感じない。
・低音が出にくい
・音がクリアすぎてミスタッチに気が取られる
・家の中の別のモノに対して気が取られる
・費用感が合わない。

一度、プレイヤーとして自分がknaveで配信限定のライブをしたときに、現場のリハ後にカメラテストの映像・音を聞かせてもらった。
ヘッドフォンで聞いたら相当迫力を感じたが、実際はきっと見る人はスマホのスピーカーで聞くんだろうなと思うと残念な気持ちになった。

「現場の環境が最高でも、再生する環境がどうあるか?」を
考える必要がある。
=イコール
発信側のエゴでなく、
見る方の「もしかして」を考える。

右へ倣えで配信していては、やばい

もちろん、遠方でいけなかった人が配信がある事でそのアーティストに触れることができるのは凄く良い。
サザンや海外のビックアーティストが一回のライブで相当な額(億単位)を稼げるのも時代の変化をうまくつかんでいる。

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大きい所は問題がないし、勝てるところが勝つという感じだ。

しかし、ライブハウスでやっているバンドは、本来なら「対バンの客が見てくれる」事になるが、基本的に配信になると「自分のファン」だけしか見てくれなくなりがちなので、どんどんパイは小さくなってくる。

「配信もあります」という言葉には、危機感があるのかないのか、どうなんだろう…と告知を見て思う事があります。

面白い取り組みをしている人もいる

はい。奇才、桜井青率いるcali≠gariさんです。
勝手にインタビュー記事まで作る面白さが目に入りますが、内容を見てください。
定点カメラを高く売る発想。これだとカメラの台数は必要だが、カメラマンという人件費は不要になる。

以前、お世話になってるRe_rollの事務所社長さんと、「配信はどうすべきか?」を話していた。

もうずいぶん昔の映像だが、ZIGZO初期の解散ライブでは、Sakuraさんのアングルカメラがあったりする。テクニカルなプレイヤーであればそれのフォロワーがプレイを見たいというニーズもあったりするが、今ってそういうバンドマンが少ないと思ったので、やっても売れるのかな?なんて思った。

だが、「アイドルなら個人を追うカメラがあれば、推しだけを見続けたいというニーズにこたえられるし、ワンチャンメンバー分の配信チケットが売れる」という事を話していた。
一人のメンバーを追い続けるカメラ。それがメンバー分売れる。
最強はVRだが、その予算がないのが普通。だけどこれをやれば、お客さんはPC、スマホ、タブレットを使えば疑似VR体験ができて、メンバーに囲まれてライブを見るなんてことができるなーと思ったことがあった。

そういう事を、カリガリはバンドで面白く、いい感じに実現した形になる。

正解は何もわかりません。
過去、起こった事に対して「あの時こうしていれば」なんて結果からものをいうなんて本当に馬鹿馬鹿しいですが、大事なのはその時判断できるだけの情報を持っておく必要があるのでは、と思っています。

そして、未来がどちらの方向に向くのかがわからない今、なんとなく流れていく風潮を「当たり前」とせず、どの立場であっても失敗を恐れず行動していくことが大事だと思います。

偉そうに人にアドバイスできる人間でもないですが、考えてる事だけは結構あります。いろんな人とコミュニケーションをとり、ディスカッションしたい。

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フォローや「スキ」をしてくれると非常に喜びます!
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著者の主な活動

【DEATHBEAR LIVE ON MUZIK】というTシャツブランドをしています。音楽を感じるようなx自分のメッセージを込めたデザインに、デスベアという熊のキャラクターを可愛くあしらっています。
https://deathbear.fashionstore.jp/

※最近夏が終わりに近づき、反響悪くなってきた!デザインがいいなって思ってくれた上で応援してくれる人はTシャツの告知を拡散してくれたり、購入してくれたりしたら嬉しいです。

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【DOUBT COMMON SENSE】このnoteのテーマでもある「常識を疑え」というグラフィックです。コロナ禍で、流されていくいろんな状況。それに対して抗う力こそが、自分がすきなロックだったりパンクだったりします。

NPO団体のWEB周りサポートもしています。
理念をもって、頑張ります。

Profile ハクイダイスケ
1978年生まれ。大阪堺生まれ・在住。プログラマー・WEBデザイナーを経てディレクション職へ。
イラストを描くのとギターが好き。
「ロジックで”ENJOY”を創造する」を掲げてクリエイティブ活動展開中。
peace for all
■SNS
・Twitter / https://twitter.com/daisukefromhell
・Facebook / https://www.facebook.com/deathbear696
・Instagram / https://www.instagram.com/daisukefromhell/
■DEATHBEAR LIVE ON MUZIK/アパレルブランド https://deathbear.fashionstore.jp/

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daisukefromhell
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