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古い広告手法が悪い訳でもない
SNSが主流になりはや10数年。今では告知は基本的にデジタル/ネットになりました。
ネットと新聞広告なら費用対効果や計測の理由から、ネットの方が遥かに良いと言われています。
しかし、果たしてそれで古い広告手法が悪いでしょうか?
アナログが生む温度
具体的な事例を挙げると分かりやすいかと思うので実体験を挙げます。
自分がやっているバンドで、2017年に大きな挑戦をしたときに、ぼくは毎日のようにライブハウスに足を運び、フライヤー(チラシ/ビラ)を配っていました。
今時ライブハウスでライブするようなバンドの告知はやはりTwitterがメインで、ビジュアルの良い画像なんかを付けたりするとリツイート数がそこそこ稼げたりします。
はっきり言って認知される量で言ったら圧倒的にSNSですが、目的は「認知されること」ではなく、僕らの場合は「チケットを買ってライブ当日に足を運んでもらう事」です。
一年をかけて分不相応な挑戦をしてるバンドだからこそ、(最初から狙ってた訳ではないですが)ストーリーが付いてきて、「あ!またフライヤー配り頑張ってる!」と認知され、「頑張ってね」なんて声をかけてもらえるようにもなりました。
SNSで、指先だけでコピペの宣伝をしている人には間違いなく言われない言葉です。
「あ、前に◯◯のライブの日に居ましたよね」という会話から仲良くなった人もいます。
どれだけテクノロジーが発展しても、「会う」という直接的なコミュニケーションにはパワーがあります!
効率は決して良くはない。
人が毎日一定の時間、どこかに足を運んで効果があるかどうかわからない動きをする。配るフライヤーもタダではありません。
けれど、こういう行動が色々と身を結び、地力の何倍もの集客ができ、成功で終われました。(努力はほかにも沢山したのでコレが全てではないですが)
「今時フライヤー配りなんて」と言われもしましたが、効率が悪いと言ってやらない奴がいるからこそ、ライバルが減るので、そう言った批判は都合が良かったです。
温度のあるアプローチはアナログならではです。(デザインでも、手書きがよいケースもあります)
見直される広告手法
かつて飲食店は「ぐるなび」などのウェブメディアに掲載する。アパレルは「楽天市場」に出品するのが王道で、広告費を投入して広くリーチし、売上を回収していました。
資本力がある会社はそれでも良いですが、個人経営や小規模のスタートアップ企業では思い切った広告費の予算確保も難しいです。
例えば飲食店なら商圏のお店や住宅にポスティングというアナログ広告をするだとか、アパレルならアーティストとコラボして物販で売るなどの「マスに頼らない広告」だって選択肢として選べます。
まとめ
「今はコレが主流だから」と決めつけず、目的にあった方法をキチンと探そう。
Profile ハクイダイスケ
1978年生まれ。大阪堺生まれ・在住。プログラマー・WEBデザイナーを経てディレクション職へ。
2020年現在は飲食店のおじさんをしています。
イラストを描くのが好きで、バンド活動もしています。
ビジネスにおいても、アート・クリエイティブ活動についても、音楽活動についても。悲しい想いをする人が一人でもいないような仕組み・空気づくりを。
peace for all。
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