束縛
私は男性です。
私は32歳です。
私は日本人です。
私は東京都民です。
言葉があることで何かを認識できる。
とても便利な道具だ。
それはそうだけど、自分のことって自分が一番分からないと思う。
そして時々、言葉は自分を窮屈にする。
何かをカテゴライズする時は言葉が非常に役立つけれどなんでもかんでもはっきりした区分けがあるわけではない。
カテゴライズしてしまえば、理解した気になるから楽なんだろうけど。
グラデーションの部分をどのようにして捉えるのか?
言葉以外の領域がそういった部分をカバーしてくれるのではないかという気がしている。
なんだか抽象的な文章になってしまった。
つまるところ、自分のことは自分がよくわからないから、自分自身をカテゴライズするというのは可能性に蓋をする危険性があるのではないかということ。
本当は試したことがないものの方が多いんだよね。
そして、短い人生の間ですべてを試せるわけではない。
自分はこうだ、と決めつけずに、自由自在にね。