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七つの大罪

七つの大罪とは

七つの大罪と聞いて、漫画やアニメを思い浮かべる人が大半ではないでしょうか。ちなみに私は、メリオダスが大好きです。(聞いてない)

七つの大罪は7つの罪であり、歴史を紐解くと数と内容が少々入れ替わっていて13世紀に定められたのは以下である。

<1> 虚栄(inanis gloria)
<2> 嫉妬(invidia)
<3> 怠惰(acedia)
<4> 憤怒(ira)
<5> 食欲(avaritia)
<6> 色欲(gula)
<7> 淫蕩(luxuria)

え、淫蕩って何?

「淫蕩」という言葉は、名詞や形容動詞として用いられ、淫蕩とは「酒色(しゅしょく)にふけって素行の悪い」者や「みだらな享楽(きょうらく)にふける」状態を指す

色欲と怠惰じゃないの?と思いましたが、この淫蕩はカトリック教会のカテキズムでは無くなり、以下の内容で現代で知れ渡っていると思われる。

<1> 傲慢
<2> 強欲
<3> 嫉妬
<4> 憤怒
<5> 色欲
<6> 暴食
<7> 怠惰

と言うか、Wikipediaの内容が豊富で面白いのでリンクしておきます

今回は、七つの大罪を全て語ると言う内容ではなく、嫉妬について個人的な見解を述べようと思っています。

七つの大罪の嫉妬

そもそも大罪と言われているのだけど、人間が誰もが持っている素養であり、それを大罪と呼ぶには酷だと思っていて、その素養に向き合ってコントロールしていくことが重要であり、持っていることが大罪ではないと思っています。

その中で嫉妬は、非常にわかりやすく大きな影響を与えます。

歴史における嫉妬

歴史系の映画やドラマを見ていると歴史を動かす大乱など、嫉妬が要因で起こっているものがたくさんあります。

ちょうど最近ハマった韓国ドラマの「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」の最初の回想シーンでは、以下のアナウンスがあります。

高麗時代の英雄だったキム・シンは、若き王の嫉妬から逆賊として命を落とす。

「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」公式サイト

はい。王妃の兄が将軍で武功を上げ続け、王よりも偉大になりつつあり、嫉妬して殺害を企てる。と言う内容です。

検索すると出てくる出てくる世界の嫉妬事情…

もうタイトルからして嫉妬って偉大!って感じる書籍があったのでリンクします。

当然に戦争のトリガーにもなったりしていて、まさに大罪と感じますが、人は嫉妬するものだと捉えることでコントロールできればとても有意義なものになるのではないでしょうか。

現代社会での嫉妬

誰もが嫉妬をしたことがあると思うし、嫉妬されたこともあると思います。プライベートでは、大半の人が経験しているのではないでしょうか?特に恋愛に関しての嫉妬は、ジェラシーと表現するに等しく感じます。

とてもモテる同性に対して嫉妬したり、恋人が異性と会話しているだけで嫉妬したり。

これって不安からなるものでないかと思っていて、自分自身に適切な自信を持ち合わせて適切に恋人とコミュニケーションが取れていれば、嫉妬は増幅することはないと思っています。

よく、嫉妬が要因で殺人事件が起こり、ストーカー被害も多い。人の嫉妬心を理解するのは容易ではないですが、自分の嫉妬と向き合い把握する努力が必要と思っています。

ビジネスでの嫉妬

恋愛における嫉妬を書いてもキリがないし、解決策が出てこないので笑
ビジネスの話題に切り替えます。

社会人の方であれば、ビジネスいわば職場で嫉妬したり、されたりすることはよくあると思います。

歴史上の嫉妬にも共通すると感じるのが、権力のある人物が嫉妬をし、抑制できない場合に大惨事になると思っていて、そんな人こそ抑制が必要です。

例えば、優秀な若手がいたとして、その若手が実績を積み重ねていき、その上司や上の役職の人が危機感を感じ、嫉妬をした場合、抑制できなければ適切な評価をしなかったり、嫌がらせに近いことをしたりする人もいます。

ややこしいのが、その嫉妬した人が少なからず権力を持っていたら、その嫌がらせを教育的な見せ方で行使し、特に問題とされないケース。
よく韓国ドラマなどで見かけるアレです。

嫉妬の要因

では、なぜ嫉妬が生まれるのでしょうか?

その対象の人を羨ましく思う。
と言うのが一般的と思いきや、もろもろ調べていく中で、面白い内容を見つけました。

本書を作る過程でもうひとつ見えてきたのが、「嫉妬の法則」です。嫉妬というのは、自分より格下だと思っている存在に対して起こるんですよ。たとえば「後輩が自分より優秀である」「自分より周りからちやほやされている」など、格下の存在が自分よりも優れたものを持っている、あるいは恩恵を受けているという条件で嫉妬は起きます。

嫉妬・劣等感の原因は性格にあらず!脳科学の視点で答える「嫉妬のメカニズムと対処法」

かなり確信に近づいた気がしてます。
格下の存在
こんなことを知らずに思ってしまっていたらもう残念な感情ですよね….

『天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず』

学問のすゝめ

って福沢諭吉もゆうとるやん!ってね。

嫉妬とは、動物的な“発作”

「嫉妬というのは常にわざとやっているものではない、“発作”である」という点が一番のポイントです。発作というのはつまり、無意識的に起きる、動物的な反応ということ。「どうしてアイツばかり」「許せない」という衝動に駆られることで、人は破壊的な人格に変身していまい、それが「脳のネットワーク」で相手に伝わってダメージを与えてしまうんです。

嫉妬・劣等感の原因は性格にあらず!脳科学の視点で答える「嫉妬のメカニズムと対処法」

一言でまとめると
「なんでお前が!?」
なんでしょうね。

しまいには、パワハラやセクハラも嫉妬が要因と述べています。

個人的には、嫉妬の要因としては、劣等感も大きいと思っていて、自分も頑張っているのに同じようにいかないなどの感情が生まれて、少々盲目になり、感情のコントロールができなくなり、対象者を傷つけるような行動や言動になっていると思います。

嫉妬との向き合い方

正直、私は向き合い方をわかっていませんが、嫉妬を正しく理解した上で、今、自分が嫉妬している。と自覚する必要があると思います。

自分自身の嫉妬にしか作用できませんが、自分が意識することで周りにもごく僅かでも影響を与えることがあると信じて、広げていくしかありません。嫉妬している人に「嫉妬しないでください」と伝えても悪影響にしかなりません。

長々と書き綴りましたが、あっ今、嫉妬してる!って感じたら何に嫉妬しているのか?を理解し、落ち着いて自分自身で対処するしかありません。

もっと言うと、自分、嫉妬してる!って言った方が、解決につながるかもしれません笑

嫉妬してる風に見せない力学が働くからややこしいんです…

自分が、もし嫉妬してると感じたら、その事象に対して嫉妬しなくても良い結果を生み出せるようにエネルギーを費やしてポジティブに転換するよう心がけています。

もうこれしかないですね!
全然まとまりませんが笑

あ、あと、嫉妬にはかわいい嫉妬もあるので、希望を捨ててません!





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