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相手が外見を重視するか?しないか?を見抜く方法

前提として「外見を重視する」ことが良いか?悪いか?というのは全くありません。
自分や相手の傾向を知ることで、行動・立ち振舞を工夫すれば良いです。


まずは外見を重視するのはどういう人か?
それは「セルフモニタリング傾向」が高い人です。

このセルフモニタリング傾向が高い人の特徴は、いつも周りの目を気にして、周りの状況に適切になるように自分の感情をコントロールする人です。


このセルフモニタリング傾向が高い人を簡単に見分けるには、

■本当は楽しくないのに、楽しく振る舞うことが良くある
■詳しくい知らない話でも、とりあえず話すことが出来る
■必要であれば、相手の目を見ながら嘘をつくことが出来る

という視点で観察すれば良いです。


なぜこの視点で見分けられるかと言うと、セルフモニタリング傾向が高い人は周りから見られることを気にし、低い人は我が道を行く人なので、気にしないからです。


この傾向を確認するため、社会心理学者のマーク・スナイダーの実験結果がある。
この実験では男子大学生をセルフモニタリング傾向の高低の2グループに分けて

①見た目の魅力が低いが、社交性が高い人
②見た目の魅力が高いが、社交性が低く、自分勝手な性格

のどちらに魅力を感じるかをヒアリングしました。

結果は
傾向が高い人:69%が②に魅力を感じる
傾向が低い人:81%が①に魅力を感じる


なお、日本人でも同じ実験をした結果、男性はあまりこの傾向が見えなかったが、女性の場合は強かったという結論が出てきます。


以上、相手が外見を重視するか?しないか?を見抜く方法 でした。

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