日本の国家安全保障90年代 34
第1節 東アジア各国の戦力 アメリカ合衆国太平洋軍 1990年代 10
オリヴァー・ハザード・ペリー級フリゲートは、
満載排水量4100トン、
1番艦FFG-7オリヴァー・ハザード・ペリー1982年就役、
ガス・タービン推進
である。
兵装は
Mk13単装ミサイル発射機(RIM-66スタンダードMRミサイル艦対空ミサイル、RGM-84ハープーン艦対艦ミサイルなどミサイル44発)、
Mk32 324mm短魚雷発射管2基(Mk46魚雷6発)、
Mk75 76mm砲1門(OTOメララ・コンパクト砲)、
Mk15ファランクス20mm近接防御武器システム1基、
である。
搭載ヘリコプターは
シコルスキーSH-60Bシー・ホーク哨戒ヘリコプター2機である。
太平洋艦隊には15隻配備される。
密輸取り締まり、対テロのためMk13ミサイル発射機に代えてMk38 25mm機関砲を装備している艦もある。
オリヴァー・ハザード・ペリー級フリゲートの事実上の後継は、
LCS(沿岸戦闘艦)
である。
ロッキード・マーティン提案マリネット・マリーン造船所建造のフリーダム級LCS(1番艦LCS-1フリーダム)
と、
オースタルUSA提案ゼネラル・ダイナミクス・バス・アイアン・ワークス建造のインディペンデンス級LCS
(1番艦LCS-2インディペンデンス)
が採用された。