放送から45年『大都会PART3 第43話 自動車泥棒』気のいい若者扱いの覆面パトカー窃盗犯 貧乏でエアコンが無いうえに極悪の暴走族に殴る蹴るの暴行を受け日本脱出を決意ラブレター・フロム・カナダ熱唱
大都会PART3
第43話
自動車泥棒
渡哲也
寺尾聡
星正人
小野武彦
峰竜太
高品格
高城淳一
片岡五郎
下之坊正道
武藤章生
中西良太
中村好男
奥村公延
栗田よう子
榎木兵衛
吉宮慎一
秦幸志
石川敏
今井久
名川貞郎
荻原紀
津山栄一
クロキ・プロダクション
グループ12騎会
三石千尋とマイク・スタントマン・チーム
石原裕次郎
脚本
金子成人
監督
櫻井一孝
協力
日産自動車
制作
石原裕次郎
製作
石原プロモーション
牧野刑事と虎田刑事は黒の覆面パトカー日産セドリック330後期型を路上に停めて暴行傷害の犯人を待っていた。
犯人が現れる。
犯人に気づかれ、逃走されたので追跡し格闘の末、犯人逮捕。
覆面パトカーに戻ったが、覆面パトカーが消えていた。
盗難されたのだった。
覆面パトカー窃盗犯は覆面パトカー車体色をシルバーに塗り替える。
覆面パトカー窃盗犯はマグネット着脱式回転灯を見て歓喜。
売りとばす予定だったが、売るのを止めて乗り回す。
空港に急ぐ女性を、マグネット着脱式回転灯を付け、サイレンを鳴らし送ってやる。
いい気になっていたが暴走族に襲われ、暴走族の集団に殴る蹴るボコボコにされる覆面パトカー窃盗犯。
安アパートで酷暑に苦しむ覆面パトカー窃盗犯。
日本に嫌気がさし、カナダ行きを狙う。
窃盗された自動車を密輸している自動車解体工場の社長に海外密航を相談する。
自動車密輸船に乗せてもらって密航を計画する覆面パトカー窃盗犯。
密輸している自動車解体工場の社長はひとり10万円が必要と言う。
覆面パトカー窃盗犯はかつて働いていた自動車修理工場に行く。
覆面パトカー窃盗犯は未払い賃金を支払うよう求めるが、自動車修理工場の社長に追い払われる。
覆面パトカー窃盗犯は覆面パトカーを利用し、交番・城西警察署鉢山町派出所にいる警察官を襲撃、拳銃を手に入れる。
自動車修理工場の社長を拳銃で脅し、ボコボコに殴った後、銀行を襲撃する覆面パトカー窃盗犯。
覆面パトカー窃盗犯は銀行で「50万だけでいい!こんな良い銀行強盗犯はいないぞ!」と叫び50万円の強奪を狙う。
覆面パトカー窃盗犯はガードマンを見て銃撃、銀行行員も50万円を渡す。
覆面パトカー窃盗犯は暴走族の前に現れる。
暴走族リーダーは「また痛い目にあいたいのか。」と覆面パトカー窃盗犯をバカにする。
覆面パトカー窃盗犯は暴走族リーダーを射殺。
暴走族は怖気づいて逃走する。
盗まれる覆面パトカーは331日産セドリックだが、
盗まれてからは230日産セドリック・スタンダードに変更される。
新車の331日産セドリックを破壊するわけにはいかないので、
タクシー中古の230日産セドリック・スタンダードが使われる。
盗まれた時点で230日産セドリック・スタンダードでも良かった気がする。
気のいい若者扱いの自動車窃盗犯、中西良太。
気のいい若者扱いで極悪ではないため、極悪の暴走族に痛めつけられる。
しかし結局、傷害、強盗、殺人と死刑コースとなる中西良太。
暴走族、ヤンキー、無軌道な若者ばかり演じていた中西良太。
中西良太
は
日本テレビ/東宝『太陽にほえろ!』、
テレビ朝日/石原プロモーション『西部警察PART3』
で
タンクローリーを暴走させている。
タンクローリー・マニアの中西良太。
日本テレビ/東映『大激闘マッドポリス80』
で
キュウリ
と
呼ばれていた中西良太。
キュウリ顔の中西良太。
数少ないレギュラー出演だが半年で終了、シリーズ化も無し。
脚本の金子成人
は
テレビ朝日/石原プロモーション『西部警察PART3』第47話「冬の軍団長」
で
中西良太の劇団の後輩、水上功治に純粋で暴走していき殺される若者を演じさせる。
若者や若者文化と思い込まれているものを持ち上げる傾向がある金子成人。
常にサングラスをかける渡哲也が「サングラス外しなさいよ!」と罵倒されるギャグを入れてくる。
日本で最も映画に出演した榎木兵衛。
榎木兵衛が自動車修理工場社長で出演。
遅咲きで有名な奥村公延が気のいい自動車解体工場の社長で出演。
気のいい中高年扱いだが自動車窃盗犯から盗難車を買い海外に密輸しているワルである。
平尾昌晃と畑中葉子のデュエットソング「カナダからの手紙」を歌う中西良太。
平尾昌晃と畑中葉子のデュエットソング「カナダからの手紙」がヒットしていた当時。
明らかにエロ男の平尾昌晃。
大ヒット直後で仕事殺到の畑中葉子だが周囲の反対を押し切って結婚。
しかし畑中葉子はすぐに離婚。
生活のためか芸能界に復帰する畑中葉子。
芸能界の掟を破り仕事より結婚を選んだ畑中葉子に罰が与えられる。
畑中葉子にはエロ仕事ばかり与えられる。
ヌード、濡れ場、殺される役ばかり与えられる畑中葉子。
にっかつロマンポルノ『後から前から』主題歌のエロ歌「後から前から」も唄う畑中葉子。
懐かしの名曲を振り返る番組で畑中葉子の過去映像が流される。
畑中葉子
が
「後から前から、どうぞ!
後ろから前から、どうぞ!」
と
唄っている。
露骨なエロ歌に凍り付く女性出演者。
フットボールアワー後藤輝基
は
笑いの邪道・下ネタ
笑いの低レベル、ヨゴレ
ヨゴレの下ネタソング
「後ろから前から、どうぞ!」
を
聴かされ
不機嫌
になり
「なんやねん、これ!」
と
言い
舌打ちする。
角川映画/松竹『この子の七つのお願いに』ですぐに殺される。斬られて上半身裸になって死ぬ畑中葉子。
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