日本の国家安全保障90年代 31
第1節 東アジア各国の戦力 アメリカ合衆国太平洋軍 1990年代 7
タイコンデロガ級巡洋艦は、
満載排水量9500トン、
1番艦CG-47タイコンデロガ就役1983年、
ガス・タービン推進で、
艦隊防空システムにイージス・システムを搭載
している。
タイコンデロガ級巡洋艦1番艦CG-47タイコンデロガの兵装は、
Mk26連装発射機(RIM-67スタンダードER艦対空ミサイル88発)、
Mk141発射機2基(RGM-84ハープーン艦対艦ミサイル8発)、
Mk32 324mm3連装短魚雷発射管2基(Mk46魚雷6発)
としている。
砲は
Mk45 127mm砲2門、
Mk15ファランクス20mm機関砲近接防御システム2基
である。
搭載ヘリコプターは
SH-60Bシー・ホーク/SH-60Fオーシャン・ホーク哨戒ヘリコプター2機
である。
タイコンデロガ級巡洋艦6番艦CG-52バンカー・ヒルより、
Mk26連装発射機は
Mk41垂直発射システム122セル(RIM-67スタンダードERミサイル艦対空ミサイルまたはRIM-156SM2艦対空ミサイルを96発、RGM-109トマホーク艦対地ミサイルを26発、ミサイル装填用クレーン6基)
に変更された。
搭載ヘリコプターは
SH-60Bシー・ホーク/SH-60Fオーシャン・ホーク哨戒ヘリコプター2機
である。
タイコンデロガ級巡洋艦は太平洋に13隻配備されている。