発達障害児の父として感じたこと 3 (とことんやる息子からの学び)

 息子が小4年の時にカブトムシやクワガタにハマっていました。ADHD傾向だからなのか、ハマるととことんやります。2時間かけてカブトムシ繁殖業者を訪問したりしました。

 ヘラクレスオオカブトを幼虫から2年半かけて羽化の手前まで育てていました。また、ニジイロクワガタをツガイで飼って繁殖に成功し、さなぎまで育ててました。結果、ヘラクレスオオカブトもニジイロクワガタも成虫にならずに死んでしまいましたが、2年3年もかけて1つのことに熱中してやり続けるというのはなかなか普通できないと感じました。

 虫にとってどんな土がいいのか、明るさはどうなのかなど通常調べないようなところまでどんどん調べて、しかも知識が定着化しているというのは、何かに活かせるのではないかなといつも思います。

ドラマの「リエゾン」でもありましたが、「普通」と「普通」でないで自閉症の娘を抱えるお母さんが揺れていました。「多様性と変化」が求められる世界で「普通」では社会に出てご飯が食べられない可能性が高いです。

ただこれも私がたまたまADHDの子の父親だから、そう強く願うのかもしれません。

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