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鏡を見てるってことに気づいてないだけ。
再び「宇宙兄弟」27巻より引用。
27巻が特に熱い!!
前回は、JAXAの茄子田理事長の発言を紹介しましたが、
今回は、渦中の伊東せりか宇宙飛行士の捉え方を紹介します。
見なくていいものを見てしまった伊東せりか。
JAXAの星加副部長からのアドバイスが合ったにも関わらず、ネットを調べてしまう伊東せりか。
誹謗中傷に案の定、傷ついてしまう。
自分がやろうとしていることがうまく行っていない時ほど、
「やっちゃいけないこと」をやってしまうのが人間心理というもの。
ネットが荒れていることが原因で実験への中止指令が起きるなど、負荷がかかった彼女は、奥歯を噛み締め続け、歯が欠けてしまうほどに。
その葛藤を振り切ったのが六太からのメッセージ。
覚悟を決め、実験を再開し始めた彼女の言葉に僕は感動しました。
※この六太からのメッセージを次回記事にします。
"発する言葉"は、"自分自身"なんだって。
みんながネットに打ち込む文字も結局"その人でしかない"
鏡を見てるってことに気づいてないだけ。
そう思ったらなんかちょっと楽になった。
全ての出来事は、"自分自身"という思考回路を介して、言葉にする。
同じ事実をどう解釈するかでその人のことがよくわかる。
誰の言葉を信じ、誰の言葉を気にしないのか?
それの大切さを学ぶシーン。
批判されるようなことをしなければいいといえば話は早いが、
ネット社会の現代で批判なしに突き抜けた成果を出せるほど、世の中は甘くないだろう。
もし、批判が合ったとしたらこの言葉を思い出せるように。
山下大輔
世の人は我を何とも言わば言え 我なす事は我のみぞ知る
坂本龍馬