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ミスチルが教えてくれたことvol1-①
街中にゴシップが散撒かれてる
面白がって誰もがそれに火をつける
自分より劣ってる マヌケをあぶりだし
ホッと胸撫で下ろしてる ※Mr.Children「終末のコンフィデンスソング」より引用
こういう人が増えているような気がする!
たまたまこんな記事を読んだ。
コロナ陽性になった杉浦太陽さん。
自分が危ういと思ってからマイカーに寝泊まりし、コロナ陽性が出たら即入院。そのおかげか妻や子供たちは陰性、杉浦さんも回復し、退院。
問題ない生活に戻ると思いきや、戻らなかった。
家族のためにローストビーフを手作りしたとブログで報告したところ、一部の人から「ウイルスがうつるから料理するなよ」「そんなの食べたくない」とSNSで言われ、コロナ感染者への差別を痛感しました。
SNSの書き込みは、往々にしてこういうものが炎上しやすくなる傾向にあるように感じていた。
ただ、この傾向は単なる偶然ではないようだ。
その記事のコメントにこうあった。
社会全体が不安になると、誹謗中傷や差別は必ず増加します。
脳科学の分野では正義感から相手を攻撃すると快楽物質「ドーパミン」が出ることが知られており、漠然とした不安を解消できるためです。
ただ、このように言う人は全体のごく一部ということもわかっています。
例えば、私の研究では、ネット炎上1件あたりに書き込みをしている人はネットユーザ全体の0.0015%しかいませんでした。
受け取る側もそれが皆の声だと思わず、また、見ている人も「多くの人が攻撃している」と思わないことが大切です。
https://news.yahoo.co.jp/profile/commentator/yamaguchishinichi/comments
「意見をとる場合は、一次情報をとれ!」と大学時代の恩師に教わってきたぼくは匿名の情報は慎重に吟味するようにしているが、そうじゃない人はこういう統計データや研究があることを知っておくとよいと思う。
じゃあ、なぜ、社会が不安定になると誹謗中傷が増えるのか?
ぼくの見解は、次回につづく。