キャリアカウンセリングの力
「ライフキャリアプロフェッショナル養成講座」の前半パート「自己理解」を深める中で、2回のマンツーマンカウンセリングを受ける機会がありました。
現在、専門職のキャリア支援・転職支援をしているので相手の話を聞く機会はたくさんあるのですが、自分の話を60分間しっかりと聞いてもらったのははじめての経験でした。2回のカウンセリングで感じた事、気づいた事を書き残しておこうと思います。
・カウンセリングを受ける側のオープンマインドが大切
今回のカウンセリングを受けるにあたり、できるだけ取り繕わず、相手に気を遣わず、自然に話をする事を心がけました。どうしても私はビジネスコミュニケーションの癖が抜けない傾向があり、カウンセリングのゴールを考えすぎたり自分の本心とは違う、いい感じの自分を演じてしまうかもという懸念があったので、ありのままでいることを意識しました。LCPのカウンセラーの方はありのままでいやすいアプローチや雰囲気を作ってくれていたので、自然な自分の姿で話をする事ができました。カウンセリングを行う際には受ける方の状態を見て、オープンマインドで話せる環境、状態を作ることが大切だと改めて感じました。
・自分の視点と他人の視点
自分が思っている自分の印象と他の人から見えている自分の印象にギャップがあり、違っている事に気づきました。私の場合は他の人に自分の弱み、悩みや迷いをさらけ出せず、上手くポジティブにその場に合わせるのが得意な性格です。「外向きに出るポジティブな自分」と「内向きに出るネガティブな自分」に改めて気づき、なんかカッコ悪く損な性格だなと思ってしまったのですが、カウンセリングを通じてどちらも本当の自分なんだと思えるようになりました。自分の素直な気持ちを受け入れると悩みや嫌な事にも楽に向き合えるようになり、ネガティブな感情と離れて客観的になれる視点も上手く活かしていけると思えるようになりました。
・新しい視点、気づき
これから自分が誰に対して、どんなキャリア支援をしていきたいかを考える上での新しい視点や気づきがありました。カウンセラーの方から「自分の経験した事全てがキャリア支援者としてのネタとなり強みになる」という言葉をもらい、今の仕事と自分が新しくはじめたいキャリア支援を別のものとして捉えていたことに気づきました。今の仕事で経験しているオフィスのマネージャーとしての経験、チャレンジや苦労も今の自分にしかできない体験として、キャリア支援という形で誰かの力になったり、役に立てたりできるようになると思えました。
一人では気づく事のできない自分の思いや、新しい視点はカウンセリングの力だと改めて感じる事ができました。自分もカウンセラーとして関わる人に新しい視点や気づきを発見してもらえよるように、自分を成長させていきたいと思います!
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