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summary14:「考え方の工夫」

著者:松浦弥太郎
 今まで、松浦さんのエッセイ本は何冊か読んだ。
 5年以上前に読んだ記憶があるが、しばらく期間が空いた今、新刊に本屋で出会い、人としてアップデートしたかったから、手に取ったのか。はたまた、自分の中の経験値で、人として基本に戻りたかったのか、そういう心境で読んだ。

 役所にいると、仕事に対する考え方を勘違いしがちである。
 もちろん、世の中のシステム上、これまでもこれからも必要不可欠である。良くも悪くも秩序を作ってきたとも思う。
 昔は、テクノロジーも今ほどは発達していない中で、世の中を作るのは、その頭脳でしか無かった。だから成績が上位の人は、官僚になってきたのかもしれない。

 そしてその知識は、通用しなくなり、人と人のコミュニケーションの武器としては、年功序列で得た権力と足の引っ張り合いで、組織を衰退させていいる。

 そこに足りないのは、誰のために仕事をしている、または、していくのかということ。儲けたいとかではない。幸福度とかの話なんだと思う。


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