『博学』と「徳』

組織社会で働く人々にとって、「知識」は自己価値を高める「知の資本」です。

IQが高く、記憶容量の大きな「脳力」を持つ一般的に「優秀」と呼ばれる方々は、「博学」を駆使しながら、複雑社会の中で「組織貢献」(成果を出して価値創造に寄与)します。素晴らしいことです。

でも、忘れてはならない事があります。

組織は人間集団であり、理屈・理論、実績・成果だけで動くものではありません。

組織は、感情・想い、思惑・野心など、人間一人ひとりの人生を投影した心模様が渦巻く人間「場」でもあり、『徳』(人の心が分かる感性と、慕われオーラを持つ「人間力」の一つ)が無ければ組織は円滑に運営して行く事はできません。

『徳』は、特にリーダーと呼ばれる人に不可欠な要素です。(もちろんメンバーの方にも大切な要素です)

人間として「知識」と「経験」を持ち合わせていなければ『徳』を醸し出す事はできませんが、いくら「知識」と「経験」そして「要領」を持ち合わせても『徳』がないリーダーに人はついてゆきません。

「知の場」と「人の場」を上手く融合させて価値創造を演出してゆく「場」つくりには、『徳』がとても重要なエッセンスになります。
コミュニティマネジャーや戦略総務マネジャー、そして組織開発に携わる方々は「徳」を身につけてゆく事が大切です。

『徳』を身につけルーム20箇条とは!

・謙虚に
・正直に
・誠意を持って
・威張らず
・驕らず
・相手を見下さず
・思い込まず
・騙さず
・感情を現わし過ぎず
・思いやりを持って
・感謝の気持ちを忘れず
・気配りを忘れず
・朗らかに
・情熱を持って
・笑顔で
・努力を惜しまず
・悔いず
・失敗を恐れず
・頑張り過ぎず
・誇りと信念を持って

これらを、意識せずに振る舞えるようになると『徳』のオーラが少しずつでてきます^_^

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