「学び」とは!を考えてみました
生物は、生存し成長してゆく上でさまざまな本能的「学び」を継続的に持続させています。謂わば「サステナブルな学習」により生命維持をしています。
「人間」も同じです。
私は「人生を生ききる知恵(智恵)」を修得(習得)してゆく過程が「学び」と思っています。
「学び」には、頭脳に記憶させてゆく『知識修得』や、身体で触って感じて体感してゆく『体験的修得』、そして知識と体験を拠り所とした『経験知的修得』、その先には、『気付き(悟り)修得』があると思っています。
一人で自主的にできる本能的「学び」もありますが、人間の成長初期には、親や社会(学校等)から「教育」を受ける事が「普通」です。(日本の普通ですが世界はさまざまなですが…)
この「普通」感覚は、人間成長過程で、ある程度の「自立意識」を持てる段階(年齢)となっても、「教わる教育」が当たり前の感覚が社会や組織、そして個々人の「意識」の中にあるのもです。
「学び」とは、外部から「させられる」「やらされる」ものから、自分自身が「する」「やる」意識を醸成させて、「気付きを誘発」させてゆく刺激のプロセスです。
でも、組織社会では、人を優秀な人材に「育成」する意識、謂わば「人を育てる」といった「教育を施す」スタンスが普通の感覚ですが、これでは、必ずしも「人が育つ」ことにはならない、と私は感じています。
「人を育てる」と「人が育つ」!
この意味の違いは「主語(主体)」の違いです。
組織等の「他者」が主体となる『人を育てる』という意識感と、自分自身「自者(自己)」が主体のなる「人(自己)が成長する」とする意識感、大きな違いがあります。
とは言え、「人間」は怠惰で楽したいと思う生き物でもあります。
どうすれば、学ぼとする気持ちに「着火」させて、自らが「学び」を開拓してゆくことができるのでしょうか。
何をキッカケにするのか!
また、「学び方の提供」には何を意識して提供するのが良いのか!
「学んだことをアウトプット(実践)する場を提供する」意味は何か?
などの視点で「学び」の問いかけをしてみてみることが大切です。
私は、この答えのヒントは、幸福意識(わくわく)の仕掛け方と、面白そう!と思う「期待感度」を高める「場」つくり演出にあると考えています。
私が主宰するHappy Life Design (HLD )Lab のミッションでもあります。
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