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『テレイグジスタンス』を応用した働き方ダイバーシティの実現に向けて 『OriHime』の社会普及を応援!

「テレイグジスタンス」とは、バーチャルリアリティの一分野であり、遠隔地にある物(あるいは人)があたかも近くにあるかのように感じながら、操作などをリアルタイムに行う環境を構築する技術およびその体系のこと。
要は、遠隔バーチャルロボティクスのテクノロジーです。

ちょっと面白いテレイグジスタンスの事例として、『オリィ研究所』開発提供する『OriHime』ロボットをご紹介します。

このプロダクトは、人々の社会参加を妨げている課題を克服するためのツールです。
テクノロジーによって「できない」を「できる」に変換し、社会そのものの可能性を拡張してゆく!とのコンセプトで作られました。

株式会社オリィ研究所は「身体的問題や距離をコミュニケーションテクノロジ ーの研究開発により克服し、会いたい人に会えて、社会に参加できる未来」を 実現する為、2012年9月に吉藤 健太朗氏により設立されました。

https://orihime.orylab.com/

まさに今コロナショックにより、外出制限やリモートワークを余儀なくされています。

私たちは、Covit-19のオーバーシュートリスク回避のため、厳しく制限・制約された環境で、社会活動を行わざるを得ない現実に直面しています。

平時にはあまり意識していない事を強いられた時、不便さや戸惑いを感じるとともに、長期化するとかなりのストレスが溜まってきます。

転じて、健常者の方々にとっては『無意識』の当たり前が、心身の障害を持つ方々にとっては当たり前ではない事がたくさんあります。
日頃は気付きませんが、自分がその立場になってみると感じるものがあるはずです。

私は、ハンデキャップのある人たちにとっても働きやすい職場実現のためテレイグディスタンスの技術に関心を持ち、具体的な事例としてOriHimeを知りました。

筋ジストロフィーを患っている方が『OriHime』を使い在宅リモートワークしている姿を見た時、テレイグディスタンス技術の普及と、ダイバーシティ・リモートワークの社会実装に向けた活動意義を感じました。

コロナショックは、常識的な社会意識を変革してゆく起爆剤になります。
私は、今こそアフターコロナを見据えた「ウェルネスソサエティ」のデザイニングに意識を向けてゆきたいと思っています。

『OriHime 』はその一例です。

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