『権力』の構造
最近の社会ネタの一つに、タレントマネジメント会社の話題が持ちきりです。
事情関係や企業自体の今後については成行を見てゆきたいと思いますが、この「事件」で感じたことは『権力』構造の本質!
『権力とは、ある主体が自己の意思に沿って他人または他集団に対し、行動を強制する能力である。』と解説されていたりします。
私は「行動を強制」するのみならず、人間の「希望」や「夢実現」と言った人生目的の尊厳的権利や想いを『他人が支配』する魔力を感じます。
その魔力は、本来、社会中立的で『言論の自由』と『社会正義』を担うはずのメディアやジャーナリズムの体勢にも歪ませる「忖度の魔法力」の呪文❗️
全て背後にある想いは、ビジネスとした『資本主義的利益最大化の狂想思考』とも言える思想と「儲け第一主義」のソーシャル・アンコンシャスバイアスです。
エンタテイメント世界の話だけではありません。
どのような世界でも「権力」を担う人々にとっては社会共通善の実現、言い換えれば、誰もが落ちこぼれなく「幸福な人生」がおくれる「幸福な組織」や「幸福な社会」を創造・創出してゆくために
自己が担う「権限と責任」を果たすことが『権力』の本義であり本質のはず。
人が人を支配し「権益」を得る手段としての『権力』は是正されなくてはなりません。
今回の話題が突きつける「社会メッセージ」は、他界した事件当事者や組織の責任を追求する事だけが目的ではないように感じています。
『権力者』の意識改革と「共通善」の在り方を再考する機会となれば良いのですが!
私のわくわく社会「場」創造活動の根底には、ホラクラシー(DAO的)哲学と幸福哲学を基盤としているので、こうした事象こそ「場」つくりが必要な社会と感じている日曜日の午後です。
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