『柔軟な発想』と『発想の転換』が問われる社会意識
能登半島地震から2週間、未だ体育館等での避難生活を余儀なくされている多くの方々の心身健康が心配になる時期です。
加えて、これから街や地域の復興と再生・創生の道筋と具体策を、いかにQuickかつSpeedy に進めて行くことが課題です。
『仮設住宅』の建設も進められつつあります。
生活インフラの復旧目処がたたない地区では『地域集団仮移住』も議論されています。
かつて組織内で『総務』仕事をしていた経験から思う事があります。
今後の「防災プログラム」に反映してみてはと思う事前対策を紹介します。
① 移動型トレーラー型コンテナハウスの活用
→ 仮説住宅の建設には、着工から完成入居まで時間がかかりますが、コンテナハウス(20ftまたは40ftコンテナを居住様につくり、トレーラーにて運びこむ動産)をコンポーネントモジュール化しておき、非常時にさせ即刻組み立ててて現地に移送させれば、体育館暮らしの期間わわ短縮することができます。また、プライバシーを保つことも可能です。
コンテナの組み方はバリエーションがあり、仮説住宅建築に代えた運用も意味あるのではないかと思います。
②被災対象地域に比較的近接地域の空き家または不稼働不動産(オフシーズンの別荘等)の活用
→ 日頃より稼働・不稼働等の情報整理が必要。
災害が発生した地域周辺のエリアにおいて、被災地域住民が居住し得る可能性を瞬時に判定し、優先度の高い人々から移送させるプログラム。
こうした情報整理とリアルタイムステータス管理にWeb3メソッドを適用。
③ 客船(例えばMSCなど5000人程度収容できるクルーズ船など)活用
→ 課題は色々ありますが、日本の地震や津波被害は沿岸部に多いこともあり、居住区としての船を用意しておく発想。また、怪我人対応の病院船も国側で用意しておくのも必要では。
④VPP(Virtual Power Plant)とStorage Battery Depotの構築、並びに災害対策用ネットワーク機器の事前装備
→ 防災倉庫的に非常時の電気、通信環境の予備的構築。
⑤AIを活用させたドローンやヘリ運送と物資アロケーションのシュミレーション
→ 過去の被災ビッグデータ等のLLMを元に、災害時の高度なシュミレーション体制を事前構築しておく
….etc
こうした対策は事前に準備しておくことが求められてます。これが『防災』となると思う次第。
これらの他にも様々な、防災対策が考えられます。
防災には『柔軟な発想』と『発想の転換』が問われます。
社会意識をAgile にトランスフォームしてゆくことこそ、災害が発生した時に考えてゆく必要があるのではないでしょうか。
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