体系的「場」つくり理論シリーズ その34「仕事」の気分転換は仕事(志事)で!『わくわくマルチライフスタイル』の薦め
私たち一人ひとりが持っている能力やセンス、そして経験価値を社会に提供して、報酬や対価を得られる力を、社会は総称して「キャリア」と呼んでいます。
組織に帰属しながら「キャリア」の幅を広げ深めてゆく事もあれば、個人活動(事業)を通して「キャリア」を蓄積してゆく事もあります。
私たちが生きてゆくための「仕事」、言い換えれば「生計を立ててゆくための労働」を、生きる為に仕方の無い「苦役」や「義務労働」ととらえた生き方と、「喜働」「楽しい役務」など「わくわくワークス」と感じる生き方、どちらがハッピーな生き方でしょうか。
言わずもがなですよね。
私のHappy Life Design Labは、「ハッピーワークスプロデュース」を事業としています。
全ての人々が、幸福な人生時間を送りきる事ができる社会創造など、理想を超えて空想の世界!と言われるかもしれません。
でも、私自身やってみないと何事も動きませんし変わらない、との想いから「志事」のプロデュースをライフ・エンタテイメントの意識で活動しています。
最近力を注いでいる事は「わくわくマルチライフ」の薦めです。
マルチという言葉は、
マルチタレント、マルチキャリア、マルチメディア、マルチヒット、マルチ商法、マルチ〇〇…などなど、要は「複数の」を表す接頭語です。multi-(多い~、多くの~、多数の~、さまざまの~、多様な~、多数倍の~)として使われています。
『わくわくマルチライフ』とは、多様で多彩、そしてさまざまな人生を楽しむライフスタイルのこと。
欲張り過ぎかもしれませんが、このマルチライフ感覚を修得するには、意識の転換が必要です。
例えば「仕事と趣味」との概念!
仕事はオフィシャルの「厳格(拘束的)」なもので、趣味はプライベートでの「自由と余暇時間」!、人生時間のなかでは別物と思われている社会常識。
これもアンコンシャスバイアスの一つ、と私は思っています。
仕事は、生計を維持し生きる糧を稼得する大切な手段であり生きがいにもなるものです。
一方、趣味は、生計を立てる事が目的ではなく「好きな事」に没頭する気分を楽しむ時間。
仕事と趣味は、「稼ぐ」か「遊ぶ」で区別されるのが一般的。稼ぐ為には、遊びを捨てて真面目に真剣な「仕事」に就業することが『是』、「遊び」心を持ちながらわくわくして仕事をする事は『非』、と思い込んでいる社会のアンコンシャスバイアスが存在しているように感じます。
仕事(働く事)は厳格であり、労働は一定のルールの中で管理統制されていますが、一人ひとりの人生や人間の心を支配する事ではないはずです。
組織に雇用されてでいる場合でも、働いている人(社員・従業員)一人ひとりが、人生の視点で自律・自立意識を持つこと(持てるような環境を整える事も必要ですが)、そして雇用側は、社員等を自組織内での「囲い込み」の意識を柔軟にしてゆくこと!
こうした社会意識が浸透してゆけば『働くに歓び』を感じられる「わくわく社会場」を形成してゆけるかもしれません。
今日のテーマ『わくわくマルチライフ』とは、「仕事」と「志事」、そして「趣味」や「好きな事」等の「マルチキャリア」を自分自身で設計(難しく考えることなく自然体で考えてみましょう)しながら「マルチワークスタイル」をセルフデザインしてゆくライフスタイルとも言えます。
メインの「仕事」でストレスが蓄積されてきても、マルチキャリアでの「志事」「趣味」で気分転換できる社会の「場」つくり!
HLD Labが目指す「場」つくりです。
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