『ミャンマー』との架け橋! HLD Lab ソーシャルブリッジャーの活動紹介  その1

皆さんは、ミャンマー🇲🇲と聞くと何を連想しますか。
『ビルマ』と呼ばれていた時代を知るシニア層(私もこの世代)は「ビルマの竪琴」(オリジナルは三國連太郎さん主演で1956年に制作され、リメークは中井貴一さん主演)の映画を思い起こす方も多いかもしれません。

一時の軍事政権から、アウンサンスーチー氏が民主化を進め、ミャンマーは今変わりつつあります。

2020年より、HLD Lab の活動の一環として、ミャンマーの日系メディア『ヤンゴンプレス』の中川社長と提携して、ミャンマー-日本(緬日)の架け橋活動を開始します。

目的は以下の5つ

・人材交流支援

・日本のシニア人財によるナレッジ提供ルートつくり

・定年後ライフシフトのワーケーションプログラムの提供

・ASEAN 経済圏の活性化に向けた事業デザイン

・SDGs理念の推進

今後、FBとHLD Lab ホームページに『ミャンマーサイト』を開設して様々な情報と、具体的企画のご案内を行なってゆく予定です。

個々の事業目的については、シリーの中でご紹介してゆきますが、第一回目は、「ヤンゴンプレス」について皆さんに紹介させていただきます。

【ヤンゴンプレスメディア】
・ヤンゴンプレス(YP)とは!

2013/5月に民政移管以来、最初に情報省から認可された日系メディアです。

ミャンマー在住の日本人向け日本語版とミャンマー国民に向けたミャンマー語版ニュースペーパーを毎月発行してきましたが、現在ではウェブを中心に移行し様々な分野の事業者に情報提供し、特に日本とミャンマーを情報ネットワークで繋ぐメディアプラットフォーム事業を展開しています。
今後は日本でのメディア発信活動や、ASEANプレスとして活動範囲を広げていく予定です。

・YPグループメディアとミャンマーについて

21世紀前半の、地球上で一番経済が伸びると言われれいるアジア、特にASEANの成長の伸び率の中心をミャンマーと捉え、ここから世界に情報を発信するインターナショナルメディアプラットフォームグループを作る計画を進めています。

何故ミャンマーなのか?

ミャンマーは19世紀始め第一次英緬戦争の頃から世界から商人が集まり、第2時世界大戦後には日本の経済規模を凌ぐ東南アジア最大の商業地域でした。

イギリス植民地時代(19世紀末頃-1948)
にはラングーンの港は大英帝国としても世界の港の三番目の港でもありました。
またミャンマーは資源(鉱物、レアメタル、天然ガス)が豊富で食料資源も豊富で自給率もほぼ完璧に近い状態であり、タイにも米を支援するほどで、大戦後は日本の都市より首都ラングーンは栄えていたと言われているほどです。

しかし1962年のネイウィンによる軍事クーデターから約半世紀、世界との経済鎖国政策を取ったかとから、結果、世界の最貧困レベルと言われるまでになってしまいました。
しかし2011年、軍はテインセイン大統領を立て民主化に踏み切り、そこから半世紀眠っていたアジアの巨像が再び本格的に動き始めたのです。

2015にはASEAN経済共同体も発足し、ASEAN縦断道路がいくつも計画され、6.6億人を要する一つの経済圏になりつつあります。
そんな中でミャンマーはこのASEAN、中国、インドと世界の人口と経済規模の3/1以上を誇る国々と陸地続きでつながり、またインド洋側に面した広大な海岸も持っています。

今後特に注目すべきは、南部ダウェイ港のSEZ計画です。 これができればヨーロッパ、アフリカ、中東からの玄関口として輸送された資材などが、マラッカ海峡を通る事なくASEAN縦断道路を通り輸送されて行くことになります。さすれば、ASEANの港として、益々このエリアが重要な物、金、情報の集まるエリアになり発展していく事となります。

地政学的にも優れた立地にあり、人材も平均年齢27歳という若く器用で特に日本びいきな国民性は日本との架け橋に最適の国でもあります。

YPグループは、日本ミャンマーという枠組みだけでなく、世界とミャンマーを繋げ情報を発信していくため、これを扱うASEANミャンマー発のプラットホームインターナショナルメディアを目指してゆきます。

http://yangon-press.com/

-続く-

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