『エイジレス・ライフデザイン』の心得ノート その33 「ニューノーマル」時代に役立つ心理学効果・法則
これからの「ニューノーマル」時代は、コロナへの心配を抱えながら、新しい生活スタイルへの適応や、人間の「感情」や「想い」が複雑に絡み合う組織社会のなかで、テレワーク仕事を余儀なくされる新ワークスタイルへの適応に向けて、誰もが、多かれ少なかれ、心に「ストレス」を感じるようになります。
適度なストレスは、緊張感となり仕事の能率を上げる効果がありますが、過度なストレスは、心身への悪影響を及ぼすことにもなりかねません。
「ニューノーマル」時代の「働き方改革」!働く人たち一人ひとりが、適切に「セルフ・マネジメント」と「ストレス・マネジメント」を上手く行ってゆくことが大切です。
心理学の知識は「ストレス・マネジメント」へのヒントや気づきになります。
難しい心理学理論を勉強する!という事ではありません。
基本的な法則や理論をキュレーションするだけで「心理学効果の意味」が見えるようになり、日常の悩みをフワリと解きほぐし、ストレス軽減や問題解決のきっかけを探し当てる事が出来るようなります。
ここでは、知ってみると、「そうなんだよねー」的な「あるある話」を中心に心理学効果や法則を紹介してゆきます。
ご存知のものとあるかもしれませんが、整理の意味を込めて見て下さい。
1.カラーバス効果
意識していることほど、関係する情報が自分のところに舞い込んでくるようになるといったものです。好奇心と行動が必要です。
2.カチッサー効果
ある働きかけをする(受ける)ことで、簡単に行動を起こしてしまう!
「善は急げ」となれば良いですが、「覆水盆に返らず」となる事もあり、要注意です。
3.ツァイガルニク効果
上手くいかなかったことや中途半端なことの方が気になる。
連載漫画の次が気になる!のもよくある話です。
4.カリギュラ効果
ダメだと言われたら、逆にやりたくなる。
天邪鬼な意識は、人間誰もが持っているものです。
5.プラシーボ効果
思い込みの力で、何の効果もないものに効果が生まれる。
偽薬効果ともいわれますね。
指導法として大切な知識です。
6.ゲインロス効果
最初の印象を下げてから後の印象を上げると、評価が急上昇する。
人間社会での処世術です。
7. テンション・リダクション効果
やることやったら気が緩んで、いらないものも買ってしまったり、無駄をしてしまう事ありませんか。
『コロナ我慢」後の解放感も、テンション・リダクション効果!
心に留めておきましょう。
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