究極の形づくりの仕組みを我々は理解できるだろうか?
2024年10月13日(日)
私の研究分野は、簡単に言えば生き物などの自動的形づくりの謎を謎では無くしたいということになろうか。修士課程の時から、いわゆる反応拡散系という、一種の拡散方程式系において、非一様な模様が解として現れることに強い興味を持ってきた。拡散という効果・現象は、形がるものは壊れるという自然の摂理であって、それが模様を作り出す元となるというのだから面白い。人に伝える時には、究極のパターン形成として多細胞生物の発生過程があって、それに至る初歩的な研究をしてい