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足首サポーター②

おはようございます!10Minutesライター大心です!

本日は連載弐話目 足首サポーターは捻挫に必要か?です。

私の記事は主観と経験によるものなので、一切のエビデンスを含むことはないと思いますので先に言っておこうと思います!

昨日はサポーターが必要になりやすい捻挫による骨折・靭帯損傷の話でした

その治療には、

ギプス固定、サポーター固定、テーピング、シップのみ

など、色々なところで色々な初期治療が行われています

理学療法士的にこんな感じがいいなぁ、そしたらリハビリや予後楽なのになぁという願望を書きます

骨折

迷わずギプス固定です!捻挫により外側靭帯が伸長されて外果剥離骨折を伴ってもすべての骨折は基本ギプス固定をしてほしいです!

偽関節になると遺残性疼痛につながるのでできるだけ剥離骨折でも固定していただきたい…わからずにそのまま返していたかったらまた来てね!みたいにするなら出来たら簡易固定でもいいので最低3週間は固定してフォローしてほしい。

遺残性疼痛…本当に治りにくくてリハビリしにくいので…

靭帯損傷・断裂

度合いにもよると思います。靭帯の伸長のみで損傷はほぼなしをⅠ度、部分断裂をⅡ度、完全断裂をⅢ度としたときに、前距腓靭帯等の外側靭帯の場合を仮定した固定の望みは

Ⅰ度:軽度固定のサポーターで底屈、内返しを3週間禁止、その後痛みに応じて歩行→ジョギング→ダッシュ

Ⅱ度:厳重固定のサポーター(支柱付)で上記と同様。

Ⅲ度:痛みが強ければ、ギプス固定。荷重による足関節外側靭帯の損傷は少ないので荷重が疼痛の範囲で可。3週したらROM訓練をして痛みに応じる又はエコーでチェックしてOKなら運動量を段階的に上げていく

テーピングはスポーツ復帰時に不安感がある場合に行ってもいいと思いますが、テーピングのデメリットは、慣れていないと毎回巻いた状態が違うということです。巻けるトレーナーがいればいいですが中学生までだと親が巻くことも…そうしたら固定力やアレンジは効かないですが、サポーターの方がいいと思います

以上が、捻挫後の足関節の靭帯損傷におけるサポーターの有無と治療の願望でした。医師の方の考え方に私たちは従い治療介入を行いますが、足関節捻挫という病名は軽視されがち。なのにしっかり治さないと将来、足関節も変形をきたす場合があります。足関節の靭帯損傷、しっかり治すきっかけになればと思います



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