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疼痛の分類

おはようございます。昨日は疼痛についてでした。
本日は「分類」です。私は分類について知ったのは数年前です。
整形外科に従事して10数年…恥ずかしい限りです。教えてくれる人がいなかった…と言い訳をしたらそれまでですが、改めて持っている参考書を読み返してみると分類についてしっかりと書いてある参考書がなかったです。
疼痛医学(2020,医学書院)で勉強したのをきっかけに疼痛に分類があることを知りました。

疼痛には、①侵害受容性疼痛②神経障害性疼痛③痛覚変調性疼痛の3つに分類されます。
痛覚は、受容器で疼痛を感じて神経にのって大脳へ痛覚が伝達されます。
図の右のどの場所で障害をされるとどの疼痛が受けやすいかを簡単に考えると治療選択がしやすいと思います。
例えば筋が損傷したのに神経障害へのアプローチをしてもしょうがいないですよね?まず損傷した筋の修復を考えリハビリで失われた機能の回復を図ります。
この疼痛の分類を頭にいれて自分が何に対してリハビリを展開しているのかを整理すると治療選択に幅が広がるのではないでしょうか?

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