セパタクローの見どころ〜トサー編〜
こんにちは、セパタクロー日本代表の玉置です!
今回はセパタクローの『トサー』の魅力を僕目線も入れてお伝えしていこうと思います!
トサーとは
セパタクローには、主に3つのポジションがあります。
アタッカー・・・アタックを主に打つポジション
サーバー・・・主にサーブを打つポジション
トサー・・・主にトスを上げるポジション
トサーは守備の要であり、アタッカーを最大限活かすトスを上げるチームの大黒柱的ポジションです!
直径約13cmのプラスチック製のボールを、まるで手で扱うかのようにコントロールする、バレーで言う「セッター」と「リベロ」が合わさったようなポジションです。
トスの種類
トスと一言で言っても様々なトスがあります!
シザースアタッカーに対してのトスと、ローリングアタッカーに対してのトスは全く異なりますし、
右利きか、左利きかによっても変わってきます。
※アタックの種類に関しては、セパタクローの見どころ〜アタッカー編〜をご参照ください
・オープントス
例えば、右利きシザースアタックと、左利きローリングアタックのオープントスは、
トサーが相手コートに向かって真ん中から左側に高く上げたトス。
左利きシザースアタックと右利きのローリングアタックのオープントスは、トサーが相手コートに向かって真ん中から右側に高く上げたトス。
これは、アタッカーが十分な助走をつけて、高く跳ぶための時間を作るトスです。
オープントスはあくまで一般的なトスとして説明しましたが、相手ブロックの特徴や、アタッカーの好みによって、あえて逆側にあげることもあります。
・速攻トス
速攻トスは、相手のブロックのタイミングをずらす為だったり、不意打ちに行われるトスです。
トスはあまり高くは上げず、アタッカーに向かって最短距離かつ、打ち込みやすい場所にセットします。
大きく2つあるトスですが、このトスワークは、組んでるアタッカーの特徴とも併せて組み立てられます。
高さで勝負できるアタッカーには、高さで勝負させるトスをあげるし、どこででも打ち込める器用なアタッカーには、ブロックでコースを絞らせないために、多様なトスをあげます。
玉置が思うトサーの凄いところ
玉置が思うトサーの凄いところは、とにかくボールタッチが上手い!!!
上記のトスワークをこなす為のボールタッチが尋常じゃないくらい上手い。
そして、アタッカーのタイプに合わせてもトスの種類も変えたりもします。
下の動画では、現在セパタクロー日本代表のキャプテンの髙野征也選手が、ボールの蹴り方を教えてくれています!
ボールタッチが上手いということに含め、レシーブのポジショニングが上手いという点も注目すべき点です!
相手がどこにサーブを打ってくるか、どこにアタックを打ってくるかを瞬時に察知し、そこで待ち構える能力も高いです。
また、実はアタックを打てない、サーブを打てないわけではなく、ダブルスやクワッドでは、サーブを打つことがありますし、試合中に打つこともあります!
その時の盛り上がりはやはり段違いにわきますね!!!
こういったトサーとしての側面以外の部分もこなせる選手が、日本代表選手としてもレベルの高い人材になっています!
今回はセパタクローの見どころ〜トサー編〜でした。
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