8月15日、韓国の『MBC』が佐渡の相川郷土博物館を取材しました。ニュース動画のタイトルは『【すぐ行く】ユネスコに登録された佐渡鉱山へ行ってみると...観光客は「強制性を知らない」。』です。このレポートの内容を機械翻訳や動画のキャプチャを交えてご紹介します。
▼動画ニュース
▼上の動画を文字起こしした韓国語の記事はこちら。
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なお、この3名かどうかは不明ですが、歴史認識問題研究会の報告書『佐渡金山における朝鮮人戦時労働の記録』によると、1942年4月29日に朝鮮人労働者3名を花札賭博で警察署に連行しようとしたところ、仲間を取り戻そうと160数名の朝鮮人労働者が事務所を襲い、労務課の事務員に傷害を負わせ、事務所の窓ガラスを割ったので、所轄の相川警察署が首謀者8名を検束、騒ぎを収めたという記録があるそうです。
前掲の年表に、「1939年 労務動員計画で朝鮮人労働者の日本への募集始まる」とあります。
1939年7月8日に公布〔15日施行〕の国民徴用令は朝鮮人も含む全国民が対象でしたが、実際には内地(日本)のみで、朝鮮半島では適用されませんでした。しかし、これと同時に朝鮮では戦時動員が開始されたので、「応募」や「官斡旋」という形式で朝鮮人労働者の募集を行いました。
朝鮮で「徴用」... これは義務なので ”強制性” を伴いますが... が行われたのは1944年9月から、連絡船が途絶える1945年3月までのおよそ7ヶ月間でした。