映画「before midnight」ロケ地紹介

「ビフォア・ミッドナイト」(Before Midnight）という映画をご存知でしょうか。
Beforeシリーズ3部作の3作品目のアメリカ映画であり、「ビフォア・サンライズ 恋人までの距離」「ビフォア・サンセット」の続編です。

映画のロケ地がギリシャなので、個人的に紹介したい映画で使われたロケ地を紹介します。

1.カラマタ国際空港

ジェシーが前妻との子どもと別れるシーンで使われています。

2.Agia Paraskevi、Platsa
(聖パラスカヴィ礼拝堂、プラツァ)

ジェシーとセリーヌはジェシーが訪れた古いビザンチン様式の礼拝堂。

聖パラスケビ礼拝堂は、マニのプラツァ村の集落の郊外に建てられた屋根が交差した造りの小さな教会です。
礼拝堂自体は碑文によれば 1412年に建てられましたが、実際の建設は13世紀のものである可能性が高いです。

石積み、セラミック装飾、西側の入り口の上のブラインドアーチは、ビザンチン時代の終わり近くの建築様式です。

教会の内部には様々な色鮮やかな壁画やフレスコ画が残されており、最も古いものは15世紀初頭のもので、目の守護聖人である聖パラスケビに捧げられています。
皮肉なことにフレスコ画のほとんどの人物の目が傷つけられていますが、これはトルコ軍が撤退する際に侮辱する為に行ったとか。
現在では文化庁により、画の保全、モルタルによる周囲の安定、壁の亀裂補修を行っています。

この場所では今でも礼拝が行われています。
こんな所でジェシーとセリーヌは。。
大丈夫だったのでしょうか？笑

聖オディリア(オディール、オッティリア)はローマカトリック教会で崇拝されている聖人で彼女に関する情報はほとんど残っていませんが、4世紀頃のイギリスの王の娘であったと言われており、現在では目の病気を癒す聖人です。

3. 古代メッセネ
(Ancient Messini,Μεσσήνη）

ジェシーが娘を起こさずに通り過ぎた遺跡。
古代メッセネ遺跡はオリンピアやエピダブロスの遺跡と同じくらい広大ですが、訪問者のほんの一部しか受け入れていません。
現在も発掘調査が行われているからです。
その他には大きな劇場、市場、アスクレピオスの聖域、そして古代ギリシャのスタジアムがあります。

古代メッセネは、テーベの将軍エパメイノンダスがレウクトラの戦いでスパルタを破り、メッセネ人を350年近くのスパルタ支配から解放した後、紀元前371年に設立されました。

4. ザ ウェスティン リゾート コスタ ナヴァリノ
(The Westin Resort Costa Navarino)

ジェシーとセリーヌが喧嘩別れするホテル。

5. ピュロス
(Πύλος,Pylos)

ピュロスは歴史的にナバリノとしても知られ、ギリシャのペロポネソス半島のメセニアにある町であり、かつての自治体です。
ピュロスは新石器時代から人が住んでいます。