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旭川と美瑛ひとり旅。絶景と花畑と動物に出会った
この日は帯広方面から三国峠を越えて旭川で宿泊し、翌日に美瑛まで運転しました。まさに北海道の大自然を堪能するルートです。
人生初の旭山動物園へ
旭山動物園は、旭川市に位置する人気の動物園で、国内外から多くの観光客が訪れます。特に、動物たちの自然な行動を引き出して展示する「行動展示」の工夫で有名です。
これまでテレビや雑誌で知り、いつか訪れたいと思っていましたが、ついに念願が叶いました!この歳になって、「おひとりさま旭山動物園」を満喫しました。
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行動展示されているホッキョクグマです。この日は特に暑く、その影響でホッキョクグマは少しぐったり気味でした。行動展示とはいえ、元気な姿は見られませんでしたが、それでも愛らしさを感じました。
まあ、ホッキョクグマの行動展示を人間に例えるなら、家でゴロゴロしているところを見られているようなものなので、こんな感じになるのも仕方ないですよね。
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ペンギンはとても元気でした!このポーズには何か意味があるのかな、と考えながら写真を撮りました。
心が通じ合えなかったのは少し残念ですが、またいつか会いに来ますよ。
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観光地にあるポストって、少し工夫されていて面白いですよね。旭山動物園内にあったポストにはペンギンが乗っていました。これは日本郵便さんのアイデアでしょうか?
ポストが赤ではなく白く塗られていて、寒冷地らしさが出ているのも個人的に高評価です。
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旭川の街を散歩
この日は、旭川でゆっくり過ごすことにしました。途中で立ち寄ったり、散歩を楽しんだりしました。
北海道の主要な交通の拠点であり、北海道第二の都市の旭川を散策しました。
旭川ラーメン村をGoogle Mapで発見!
旭山動物園からホテルに向かう途中、Google Mapを見ていたら「旭川ラーメン村」を発見しました。ナビを使いながら、そのまま旭川ラーメン村へ行ってみることにしました。
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少しラーメン村らしくない入口でしたが、気にせず中へ入りました。
ラーメン村にはいくつか有名店がありましたが、お昼過ぎに到着したため、閉まっているお店もありました。開いていた「天金」さんでラーメンをいただきました。
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昼の遅い時間帯ということもあり、待ち時間もなくお店の中へ。看板メニュー?のチャーシューラーメンをいただきました。
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旭川ラーメンは、豚骨や鶏ガラをベースにした動物系と、煮干しや昆布などの魚介系のスープを組み合わせた「ダブルスープ」が特徴です。
コクがあるけど、スッキリしている。初めていただきましたが、天金さんのラーメンはおいらの好みです。
旭川の街を散歩
ホテルにチェックインし、車を停めた後、旭川駅周辺を散歩しました。ちょうど日没の時間帯で、とても美しい街並みを楽しめました。
夕焼けの空と、暗くなり始めた街並みのコントラストがとても素敵でした。
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そのまま歩いて旭川駅に到着しました。私の旅の「駅があったら立ち寄る」という謎の信条に従い、今回も旭川駅に立ち寄りました。
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旭川駅の構内をしばらくぶらぶらした後、入場券を買ってプラットフォームまで行きました。ちょうどローカル線が発車するタイミングで、学生や仕事帰りの人たちが1両の車両に乗り込んでいました。
こうした旅先での日常風景を観察するのが好きで、これも一つの趣味と言えるかもしれません。
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こちらは、旭川駅から帯広方面の景色だったと思います。夕暮れ時に、とても雰囲気のある写真が撮れました。
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旭川ラーメン第二弾:蜂屋
旭川駅周辺を散歩した後、全然お腹は空いていなかったのですが、「旭川ラーメンを食べなければ」という心理が働き、ほぼ無理やり旭川ラーメンの名店「ラーメンの蜂屋」さんに足を運びました。
おやつの時間にラーメンを食べたばかりなのにね…。
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夜のラーメン蜂屋さんは行列もなく、すんなりお店に入れました。
そして…おすすめメニューのチャーシュー麺を食べてしまった…。旅にきたら、そのご当地の有名なものを食べないといけないと思い、お腹いっぱいにも関わらず注文してしまった。
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ラーメン蜂屋さんのお味は、生姜がガツンと効いていて、香ばしい醤油の香りにマッチしています。
OMO7旭川に泊まった
OMOは星野リゾートが運営するホテルです。どのOMOにも、宿泊者の体験を向上させる工夫があり、とても気に入っています。小さな工夫かもしれませんが、宿泊者目線で考えられており、OMOに泊まるときはいつもワクワクします。
ホテルのようなサービス業では、顧客体験が非常に重要だと感じています。
エントランスにてテンションが上がる!
OMOのコンセプトである「旅のテンションを上げる」という点では、確かに旅の気分が高まります。その地域の観光地や特性が、ホテルで過ごす体験にうまく反映されているのが魅力です。
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旭川のOMO7の入口には、旭山動物園をイメージした動物のぬいぐるみが出迎えてくれました。旭山動物園にその日に行った人も、翌日行く予定の人も、どちらもテンションが上がります。
OMOは、その地域の魅力をうまく活かし、ホテル内でも地域の観光地を上手に宣伝している印象があります。
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テンションが上がる部屋
OMOの特徴は、部屋に工夫が施されている点です。OMO旭川は、もともとは別のホテルだったそうです。大規模なハード面での改装を行ったというよりも、小さな工夫を積み重ね、ソフト面での改良がなされた印象です。
OMO7旭川でも、至るところにちょっとした工夫が見られます。例えば、ライトのデザインやクッションのカラー、リネンの折り方など、細かな配慮が感じられ、「おもてなし」を実感できます。
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バスタオル一つでも、入れ物や置き場所を変えるだけで、こんなにおしゃれになるんですね。
こうした違いが顧客体験に大きく影響するのだと、ホテルのような体験提供型のサービス業から学びました。
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こうした工夫のおかげで、一泊2万円以上の価格設定でも、多くの観光客が宿泊しているのだと思います。もしかすると、元のホテルの宿泊料金は半額以下だったかもしれません。
顧客価値を高めることの大切さを学びました。
食べ放題の朝食
予約したパッケージに朝食が含まれていたので、OMO7旭川で朝食をいただきました。
この日は早朝に出発する予定だったので、朝食はビュッフェの開始時間に合わせて取りましたが、こんな早朝から混んでいて驚きました。
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ビュッフェ形式で、たくさんのメニューがありました。特にパンの種類が豊富で、朝食にはパンを好んで食べる私にとって、とても嬉しかったです。
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どれも少しずつ食べる予定だったのに、思ったよりもたくさん取ってしまいました。なぜご飯ものまで取ったのか…記憶がありません…。
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甘いパンが多いですね。できるだけ控えるようにしているのですが、実は大好物なんです!
OMO7旭川の地下にある大浴場も良かったです。写真は撮れませんが、お風呂は広くて清潔感があり、快適でした。
「青い池」はやっぱり青かった!
この日は、旭川から美瑛方面へ向かいました。
美瑛は北海道の中央部に位置し、美しい風景や広大な自然が最大の魅力です。旭川から美瑛までは車で1時間もかかりません。旭川に宿泊して美瑛まで足を伸ばすのは、美瑛観光の定番コースと言えるでしょう。
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青い池は有名な観光地で、日中は観光客で混雑することを知っていたため、早朝に旭川を出発しました。到着は8時半頃で、さすがにまだ駐車場は混雑していませんでした。
駐車場から歩いて約5分の場所に青い池があります。この日は晴れていて、池はとても美しい青色をしていました。池に含まれる成分が光を反射・散乱させることで、この独特の青さが生まれるそうです。
ちなみに、青い池は非常に有名ですが、実は人工の池なのです。
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この日は晴れていて、青い池は本当に綺麗でした。まだ9時頃だと観光客が少ないので、早朝の訪問がおすすめです。ちょうど帰る頃には、訪日観光客を乗せたバスが次々と到着していました。
白ひげの滝
青い池から北に車で10分ほど走ったところに白ひげの滝と呼ばれる人気の観光スポットがあります。そいや3年前にも来たな…。
「ひげ」のように流れ落ちるところが白ひげの滝と呼ばれる所以だそうです。滝の水は地下水で、含まれているミネラル成分が独特の乳白色に近い水流を作っています。
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実はこの川の水が青い池に流れ込んでいるようで、白ひげの滝が流れ込んでいる美瑛川も独特の青い色をしています。青い池と同様に、地下水中のアルミニウム成分が光を反射して青く見えています。
青い池とセットで観光したい場所です。
美瑛の中心部へ
美瑛の中心部に向かう途中、景色が美しい場所で車を停めて写真を撮りました。
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大自然の中を走る鉄道も素敵ですよね。どんな景色が広がっているのだろうと想像し、次は電車で美瑛を訪れてみたいと思いました。
憧れの「ファーム富田」へ
ファーム富田は、美瑛で有名な農場で、特に花畑が人気です。特に初夏のラベンダーの時期にはその知名度が高く、多くの観光客が訪れます。
この日も多くの観光客が訪れており、日本人だけでなく、海外からの観光客もバスで到着していました。
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ファーム富田を訪れたのは8月下旬。ラベンダーはすでに終わっていましたが、それでも色とりどりの花が咲き誇り、見事な景色を楽しむことができました。
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色とりどりの花が帯状に咲いている景色がとても素敵でした。この場所では、多くの観光客が写真を撮っていました。
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花畑の前には売店やお土産屋があり、これがファーム富田の巧みなところです。入場料は無料ですが、ファームの特徴を活かしたソフトクリームやお土産が並び、観光客を楽しませています。
普段はあまりソフトクリームを食べないのですが、試しにラベンダー色のソフトクリームをいただきました。ラベンダー自体を食べたことがないので風味はよく分かりませんでしたが、「観光地に来たぞ!」という雰囲気と体験で十分満足できました。
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さらにメロンもいただきました。普段あまりメロンは食べませんが、嫌いではありません。「北海道に来たぞ!」という気分を堪能しました。
でも、食べなくてもよかったかなぁ…。
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白樺の道も有名でしたが、帯広畜産大学の白樺の道と比べると、こちらは「おまけ」といった感じで楽しめました。以下のリンクの写真と比べていただけると、その違いがなんとなく伝わるかと思います。
想像以上にすごかった「四季彩の丘」
色彩の丘は、美瑛を代表する絶景スポットと言えると思います。本当に美しく、ぜひ訪れていただきたい場所です。
色彩の丘では、四季を通じてカラフルな風景が楽しめ、北海道ならではの美しい景色を堪能できるスポットです。
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平日なのに駐車場がほぼ満車で驚きました。観光バスも次々と到着しています。入口は少し昭和っぽい雰囲気で、「こんなものかな」と思っていましたが、その印象はすぐに覆されました。
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この風景、すごくないですか?入口から少し歩くだけで、突然この絶景が目に飛び込んできます。
さらに進むと、別の丘にたどり着き、また違った景観が広がります。まさに圧巻です。
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反対側から見ると、このように色とりどりの花が咲いています。どちらから見ても壮観で、とても素敵です。
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色彩の丘は坂道が多く、広々としています。歩いて回ることも十分可能ですが、別料金でトラクターバスやカートを利用して回ることもできます。素晴らしい景色が広がる場所で、トラクターバスやカートは必ず停まります。
徒歩で回る場合は、トラクターバスやカートが停まる場所を覚えておくと、そこが絶景スポットになります。
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「これは何のモニュメントだろう?」と思いました。ちなみに、このモニュメントの近くがカートやトラクターバスの乗り場でした。
ランチは大自然のなかの「富良野バーガー」で
この日のランチは、富良野バーガーでいただきました。名前の通り、富良野市の大自然の中にあり、地元産の新鮮な野菜や牛肉、チーズを使った、地元の美味しさを活かしたハンバーガーを楽しめます。
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注文してから作ってくれるので、少し待ち時間があります。車だけでなく、自転車で訪れている人も多く見かけました。
お店のテーブルからの景色がすごいんです。目の前には北海道の大自然が広がっています。広大な富良野の風景を眺めながら、新鮮な野菜や牛肉を使ったハンバーガーを食べられるなんて、本当に幸せです。
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この日は本当に晴れていてよかったです!
美瑛の大自然がパノラマできる「新栄の丘展望公園」
ランチの後、新栄の丘展望公園に行きました。新栄の丘展望公園は、美瑛町にある展望スポットです。美瑛では「丘」と名のつく観光地に行けば、美瑛の雄大な自然を存分に堪能できます。
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どちらを見ても、まさに大自然が広がっています。広大な丘陵地帯の風景が、大自然そのものといった感じです。
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後で知ったのですが、新栄の丘展望公園は夕日の名所でもあるそうです。夕方になると、沈む太陽が丘や畑をオレンジ色に染め、幻想的な景色が広がるとのことです。
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次は夕日を見に、夕方に来ようと思います。それにしても、どこを見ても美瑛の自然を満喫できます。新栄の丘展望公園は、美瑛観光のおすすめスポットです。
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穴場スポットか?「就実の丘」
就実の丘は、美瑛にある展望スポットで、名前に「丘」がつくのも美瑛の展望スポットならではですね。美瑛や旭川の自然を満喫できます。
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就実の丘は、一本道が見れます。知床の「天に続く道」に似ています。展望できる道の長さは、知床の「天に続く道」の方が少し長い感じはあります。
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ここは観光客がほとんどいないため、穴場スポットかもしれません。就実の丘は、新栄の丘展望公園と同様に夕日が綺麗に見れる場所のようです。
冬に期待「セブンスターの木」
続いて、美瑛の「木」シリーズにも立ち寄りました。セブンスターの木とケンとメリーの木などがあります。
立ち寄ってみたけど、見どころはやはり冬かな。あたり一面が雪景色だったら、幻想的な場所に感じたかもしれません。
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この後、夕張を抜けて札幌まで戻りました。7日間で北海道を車で一周しました。走行距離は4000km。走りすぎたな…
美瑛で思ったこと
美瑛は北海道でもトップクラスの観光地であり、国内外から多くの観光客が訪れます。年間約200万人が訪れる一方で、美瑛町の人口はわずか1万人です。
観光地としてビジネスを成り立たせるためには、「収益性の高い観光資源があること」「魅力的な宿泊施設が整っていること」「魅力ある飲食店やショップが充実していること」が重要だと考えます。観光地が収益を上げることで、地域の経済圏が成立し、活性化が進むからです。
美瑛には多くの有名な観光地がありますが、その大半は自然を楽しむもので、入場料など直接的な収益を生み出すものは少ないように思います。例えば、青い池は入場料がなく、最近になってようやく駐車場が有料になった程度です。一方、富田ファームは入園料こそ無料ですが、園内の土産物店や飲食店で収益を上げ、ファーム内で経済圏を形成することに成功しています。
また、美瑛には飲食店が少なく、今回の旅でもランチのお店を探すのに苦労しました。日中に多くの観光客がいるにもかかわらず、その観光客から収益を上げる飲食店が少ないことはビジネス機会を逃しているように感じます。
さらに、宿泊施設が少ないことも課題です。多くの観光客は近隣の旭川などに宿泊し、美瑛まで足を伸ばしているのではないでしょうか。そのため、宿泊による収益は近隣都市に流れてしまい、一方で美瑛は観光客のために道路の整備や観光地の維持に費用をかける必要がありますが、飲食や宿泊の収益は美瑛に還元されないのが現状です。
美瑛は観光で大きな収益を上げる可能性を秘めていますが、そのポテンシャルを十分に活かしきれておらず、結果として支出ばかりが増えているのではないかと推測します。
旅行日:2024年8月