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伊勢神宮。おひとりさま参拝してきました

伊勢神宮に行ってきました。「人生に一度は伊勢神宮」と、自分なりのキャッチフレーズを掲げて参拝してきました。

伊勢神宮について

伊勢神宮は三重県伊勢市にある神社で、正式には「神宮」と呼ばれています。天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る内宮(皇大神宮)と、豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀る外宮(豊受大神宮)を中心とする日本の中心的な神社になります。

近鉄乗り場にあった伊勢神宮のマップが便利

天照大御神は日本神話の最高神であり、太陽を象徴する神です。豊受大御神は、農業や食べ物を司る神です。それぞれ内宮、外宮に祀られています。

伊勢神宮は、神道において国内で最も重要な神社の一つとされています。


伊勢神宮への道のり

伊勢神宮へは電車で簡単にアクセスできます。名古屋や大阪から近鉄やJRを利用可能です。今回は、名古屋から近鉄特急を使って行きました。

近鉄特急が便利

以前、津に行くときに乗った近鉄特急「ひのとり」は、とても豪華な列車でした。そのため、今回も同じような列車を期待していました。しかし、朝早く伊勢神宮方面へ向かう特急は、普通の特急でした。

グリーン車ではなかったと思いますが、指定席に座りました。自分で選んだわけではありませんが、一人席に案内されました。座席前のスペースが広く、足を思いっきり伸ばせるほど快適でした。

日曜日でしたが、9時台の伊勢神宮行き特急は空いていて、まるで半分貸切のような状態でした。そんな中、近鉄名古屋駅を出発しました。

シートピッチはかなり広かった

駅弁を買おうか迷いましたが、伊勢神宮でランチを楽しむため、ここは我慢しました。

とはいえ、たくさんの種類が並んでいるのを見ると、少し名残惜しい気持ちになりました。

豊富な駅弁

名古屋を出発して市街地を抜けると、近鉄特急は広々とした田園風景の中を走ります。都会の喧騒から穏やかな田園風景へと移り変わるこの瞬間が、とても気に入っています。

やがて田園風景が広がる

近鉄名古屋駅から伊勢神宮までは、近鉄特急で約1時間20分。乗っていると、あっという間に着いたように感じました。

伊勢神宮の外宮へ

伊勢神宮では、外宮から内宮へ参拝するのが伝統的な順序とされています。これは、豊受大御神が天照大御神のお食事を司る神であり、まず豊受大御神に感謝を伝えるべきだと考えられているためです。

伊勢市駅から外宮へ

伊勢神宮の外宮は、近鉄伊勢市駅から徒歩約10分。駅からはほぼ一直線の道なので、迷う心配はありません。

駅を降りたときの印象は、「伊勢神宮なのに、意外と人が少ない」でした。いつも混雑しているイメージがあったので、少し意外に感じました。

外宮にはそんなに人がいない

伊勢神宮の外宮の境内は、人がまばらでした。季節的に観光客が多いと思っていましたが、意外と少なく感じました。

外宮の中心で豊受大御神が祀られている場所付近は撮影禁止でした。小学生の頃に訪れたときは、そんな規制はなかった気がしますが、正直記憶があいまいです。

撮影禁止は、神聖な場所を守るためでしょうか。それとも、撮影による混雑やトラブルを防ぐためかもしれません。

伊勢神宮の外宮から内宮へ

外宮から内宮へは、歩くには少し距離があります。そのため、三重交通のバスを利用しました。所要時間は約15分ほどで、料金は確か500円くらいだったと思います。正直、少し高いなと感じました。

三重交通のバス

バスはそれほど待たずにやってきます。運行間隔は10~20分ほどだったと思います。事前に時刻表を調べておくと安心ですが、この日は何も調べずにバス停へ向かったところ、運よくすぐにバスが来ました。

ラッキーでした!

伊勢神宮の内宮参拝

内宮に着いて驚いたのは、圧倒的な人の多さです。外宮とは比べものにならず、感覚的には20倍くらいの人がいるように感じました。

内宮に入る前に、そばを流れる五十鈴川があります。この川の名前は、清らかな鈴の音をイメージして名付けられたそうです。

五十鈴川には古くから参拝者が身を清めるための御手洗場があります。

神聖な雰囲気に包まれた五十鈴川で手を洗い、身を清めてから内宮へ向かいました。

伊勢神宮内宮の参道をぶらぶら

伊勢神宮の参道は、大勢の人で賑わっていました。完全に観光地化している印象です。駐車場には観光バスが何台も停まっており、外国人観光客も非常に多く見かけました。

内宮の参道は人がすごい

人混みをかき分けて進むのが一苦労でした。外宮では想像もつかないほどの混雑ぶりです。外宮を参拝してから内宮へ向かう観光客は、おそらくごくわずかなのでしょう。

赤福本店へ

内宮に来たからには、赤福本店で赤福餅を食べたいと思っていました。

赤福といえば、誰もが知る赤福餅が有名です。特製の白砂糖を使った赤福餅は、皇族への献上品として選ばれたこともあるそうです。

赤福本店の入り口

お店の前に着くと、やはり行列ができていました。みんな同じことを考えているようです。この日は土曜日だったこともあり観光客が多く、10分ほど並んでから入店しました。

赤福は、1704年創業の老舗和菓子店です。柔らかいお餅をなめらかなこし餡で包み、表面には3本の筋模様があるのが特徴です。

上品な甘さのこし餡と、もちもちのお餅が絶妙にマッチして、とても美味しい和菓子です。

いただいたのは、赤福の基本セットです。その価格が約300円と知り、驚きました。伊勢神宮の参道という観光地なら、600円くらいでもおかしくないと思いました。

お店で食べた赤福餅は、お土産のものより柔らかく感じました。これは、その場の雰囲気のせいでしょうか?それとも、出来立てだからなのでしょうか?

さらに参道をぶらぶら散歩

伊勢神宮の内宮参道は、約2kmほどあるように感じました。その両側にはたくさんのお店が並び、中には射的などもあり、昔ながらの伊勢神宮の雰囲気を感じることができました。

まだ射的をやる子供さんもいるのですね

どこに行っても混んでいる内宮。ぶらぶらしていたものの疲れてしまいました。


ランチ

この日のランチは、近鉄宇治山田駅近くにある「ちとせ」で伊勢うどんをいただきました。

伊勢うどんは、三重県伊勢市周辺で親しまれている郷土料理です。柔らかく茹で上げた麺に、たまり醤油を使った濃厚なタレが絡むのが特徴です。

具材は基本的に刻みネギとカツオ節ですが、お店によっては温泉卵や天かすが添えられることもあります。

ちとせさんでいただいた伊勢うどん

「ちとせ」の伊勢うどんは、予想通り柔らかく、味噌のような風味が感じられる出汁がうどんによく絡んでいました。本当に美味しかったです!


今回の宿泊先(マリオットアソシア)

この日は、名古屋駅直結のマリオットアソシアホテルに宿泊しました。

名古屋駅周辺では高級ホテルとして知られ、入口から高級感が漂っています。駅直結という便利さも魅力です。

名古屋駅に直結しているアソシア

まずはラウンジへ

少し早めに到着したので、ラウンジで軽食を楽しみました。マリオット名古屋アソシアのラウンジは、あまり混雑していない印象でした。

ラウンジの様子

軽食を楽しみながら、少しだけ仕事を進めました。本当は執筆作業を終わらせたかったのですが、キーボードの打鍵音で周囲に迷惑をかけるのはよくないと思い、記事のレビュー作業に切り替えました。

軽食が美味しいよね

どのマリオットのラウンジでも軽食は美味しいですが、名古屋でも美味しい軽食をしっかり楽しませていただきました!

お部屋はスイートルーム

一度は体験してみたいと思っていました。今回は、少し小さめのスイートルームを予約しました。

寝室の様子

メインルームに加えてベッドルームもあり、快適な空間でした。明日はお昼までこの部屋でのんびり過ごそうと決めました。

メインの部屋

マリオット名古屋アソシアは高層階にあるため、部屋からの眺めがとても素晴らしいです。写真中央左側に見える空き地は、中央リニア新幹線の工事現場になっています。

部屋から名古屋駅を見下ろす

夜になると、部屋からの景色がさらに美しくなりました。もう少し低層階なら、名古屋駅を行き交う電車を一日中眺めていても飽きないかもしれません。

ルームサービス

この日は週末でしたが、やるべき仕事があり、それをこなしていたらすっかり遅くなってしまいました。外食に行くのも面倒だったので、ルームサービスを注文しました。

人生で一番おいしかったきしめんに違いない

初日はきしめんをいただきました。ゆずの香りと透き通った出汁の味が絶品で、おかわりしたいほど美味しかったです!確か2,000円くらいだったと思いますが、正確な値段は覚えていません。

翌日も夜まで仕事をしていたら遅くなり、またルームサービスを利用しました。この日は楽しみにしていた「ひつまぶし」を注文しました。

ひつまぶしは本当に最高でした。炭の香りがうなぎにぴったり合い、甘すぎず濃すぎないタレも絶妙でした。

ひつまぶしといえば、最後にお茶漬けにするのが定番かもしれませんが、そのまま食べる方が美味しく感じました。お茶漬けはほんの少しだけ試しましたが、やっぱりそのままの味が一番でした。

朝食(コンシェルジュラウンジ)

実は、マリオット名古屋アソシアにはもう一つラウンジがあります。朝食はそちらでいただきました。

ここラウンジの入り口だったのですね。いつも通り過ぎてました。

少し遅めの朝食だったので、ラウンジはほとんど人がいませんでした。コンシェルジュラウンジは天井が高く、より一層豪華な雰囲気でした。

ラウンジの様子

なんと量がすごい!これではとても食べきれません…。普段は洋食を選ぶことが多いのですが、この日は和食でした。選択肢がなかったのか、それとも和食をあえて選んだのかは、もう思い出せません…。

ボリュームのある朝食

ラウンジから行き交う電車を眺めているだけで、時間があっという間に過ぎていきます。このラウンジは15階にありましたが、このくらいの高さが電車を眺めるのにちょうど良いですね。

ラウンジから見た名古屋駅

旅行日:2024年9月






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