【感想】映画「余命10年」見てきました
文庫本で発売したときに購入したのが2017年
そこから5年後に映画になるとは思っていませんでした!!
映画化が決まったときは、嬉しさとちょっとだけ、原作と違うのかなぁって不安が入り混じっていました。
その不安もキャスト等々が決まり払拭されました。
小説を読んだときは、読み終わって作家のプロフィールを読んで泣きました。
映画ですが
始まってから終わるまでずっと泣いてました💦
ずっと泣き続けたのは初めてです。
原作との違いははっきりとあって
小説をもとに、書かれた作家さんの生き方を考えて映画が作られたのかなって感じました。
こんなに泣き続けたのは、読んでいた当時から私自身の考えが変化したからだろうなって思います。
主人公の茉莉が、まわりに気を使いすぎていたり
家族にも、たまに感情的に怒ることはあっても、すぐに謝ったりするところ
なによりも、弱音というか、辛い、悲しいって気持ちを自分の内側に閉じ込めていて。
もっと自分の感情を伝えてもいいんだよ!!って思いながら見ていました。
ちょっと前の自分を重ねていたのかと思います。
自分の病気のことがわかっているから、恋をしないようにって人と距離をとって
好きになった和人にも距離をとっていて
わけのわからない和人の気持ちもわかるし、見ているこっちは茉莉の気持ちもわかるしで
複雑な気持ちになっていました。
言わないと伝わらないんだけど、あえて、今のままでいたいから伝えたくないこともあるっていう感じも、ちょっとだけ分かる感じがしました。
楽しそうなシーンもあるけど
そういったシーン全部含めて、切なくなっていました。
言葉がうまくでてこないんですけど
自分のために一生懸命生きたいなって思う映画でした。
原作も振り返りながら、映画も見返したいかもって思う作品でした。