♯3【思考】 Long Game part2 〜長期の思考を持てば、選択に迷わず成功のチャンスを最大化できる〜
「Long Game」(ドリー・クラーク:著)part2やっていきます。
前回のおさらい。
1 自分にとっての「意義のある人生の定義を決める」
2 自分の興味に最適化する
興味のあること、やりたいことは、見つかりましたか?
予測できない答えのない未来だからこそ、今から種を蒔いて、じっくり育てていきたいですね。興味の中に、自分でも気づいていない可能性の芽があるはずです。
↓ part1も是非ご覧ください。
さて、ここから本題です。
やりたいことは見つかった。でも、今の生活を送りながら、やりたいことに使える時間をどうやって捻出すればいいのか?
このような悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか?
忙しいスケジュールにどうやって「余白」を作りだすのか?
今回のメインテーマ、「余白」の作り方を、お伝えしていきます。
それでは、いきましょう。
3 スケジュールに余白を作る方法
結論 : 重要で無いものに時間を奪われない仕組みをつくる
解説
まず、自分にとって重要な予定をスケジュールに書き込みます。そして、どんな誘いやオファーなら引き受けるのか?自分の判断基準を明確にし、チェックリストを作成しましょう。
基準を明確にすることで、基準を満たしていない場合は迷わず「ノー」と伝えることができます。ただし、伝え方には配慮しましょう。
参考までにチェックリストの例を挙げておきます。
・理想の未来に近づけるか?
・かかる時間はどれくらいか?
・将来につながるか?
・後悔しないか?
・本当に自分にしかできないことか?
注意点 : キャリアの初期の人と、キャリアを積み重ねそれなりの立場の人とでは、基準も変わってくると思います。キャリア形成の視点、自分にとって大事な人とすごす時間の価値、を含めて考えるとよいです。理由を相手に質問してみるのもよいです。それで引き下がる人もいます。
優秀な人は、人からの誘いも多いです。全て「イエス」だと、スケジュールに余白はなくなるでしょう。
かつては、正しい行動だったかもしれませんが、状況の変化に適応し、厳しく選ぶ目が必要になってきます。
私もチェックリストを考えてみました。
1 自分のスケジュールの変更が発生しない範囲でできるかどうか?
2 本当に自分じゃなきゃダメなのか?
3 理想の未来に近づけるかどうか?
4 学びになることはあるか?
5 自分の視野を広げてくれそうか?
6 直感的に、ワクワクすることか?
7 後悔しないか?
ロングゲームのプレイヤーになりたいのであれば、「ノー」という言葉を使いこなせるようになりましょう。
紙とペンを用意してください。自分の判断基準を今すぐ書き出し、チェックリストを作成しましょう。
重要で無いものに「ノー」と言い、できた余白を興味のあること、思考を巡らせる時間に使いましょう。
今回はここまで。
「Long Game」part3 では、「新しいことに挑戦する」をテーマに解説していきます。それでは、次回の投稿でお会いしましょう。