2024年5月に読み終わった本
4冊読了。
放送大学の学習の合間に息抜きとして読んでいますが、放送大学の履修科目も読書も理数系のものばかりなので、そろそろ人文系の本を読みたくなってきました。
『微分と積分 ─その思想と方法』遠山啓 ちくま学芸文庫
発売直後に買って積んでいた本。
まさに今微積で困っていたところだったので引っ張り出してきました。
さらっと読んで読了。
『計算力を強くする 完全版 視点を変えれば、解き方が「見える」』鍵本聡 講談社ブルーバックス
数秒で3,4桁の暗算をするためのテクニックが紹介されている本。
15×15あたりまでの掛け算を暗記することが必須で、本書をさらっと読んだだけでは完全に身につくわけではなさそうです。
しかし、軽く読むだけでも暗算のかんどころが理解できて楽しい本でした。
『大規模言語モデルは新たな知能かChatGPTが変えた世界』岡野原大輔 岩波科学ライブラリー
一般向けに書かれた、大規模言語モデルについて説明する本です。
薄い本なのですぐ読めます。
コンパクトにまとまっていて○。
数式有りの説明なんていらない、という方にはおすすめ。
『社会統計学入門』
放送大学の印刷教材。
数式に使われる記号は∑と√くらいなので高校数学の知識があれば読めます。
話題を統計学の入門に限定しており、発展的な内容については参考図書で各自どうぞ、という方針のようです。
たまに表現がわかりにくく目が滑ってしまう箇所もありますが、おおむねわかりやすい本だったと思います。
※羊土社の『基礎から学ぶ統計学』を事前に読んでいたので帰無仮説や検定の考え方などはスッと受け入れられましたが、それがなかったら少し難しかったかも。