見出し画像

今年は、もっと稼げる縫製会社になる。

遅ればせながら明けましておめでとうございます。大分の縫製会社、ダイナンです。
今年も、「手で考え、心を動かす」をモットーに、お客様の心を動かす「ものづくり」をしていきたいと思っています。新年1本目のnoteは代表である但馬社長から、社員に向けたメッセージを、読者のみなさまへのご挨拶としてお届けします。(ダイナンnote編集部)


「縫製には、魔法の力があると信じています。」
これは、ダイナンのクレドカード(会社の理念や行動指針を記しているカード)の表紙に書かれている言葉です。中には行動指針や、あるべき仕事の姿勢について書かれています。

社員全員が持っているクレドカードと、社内に掲出されているクレド本文です。

まずは社員のみなさんと、みなさんの周りの大切な人の健康第一が私の願いですが、仕事ではこの「クレドの実現」を全員で目指していきましょう。

実現のためには、時代に応じた目標と手段。プラス、普遍的な心構え、考え方があると思います。今回は、私の考える「心構え、考え方」について、みなさんにお伝えしたいと思います。それは仕事をする上で大切にしている三つの「○○観」、です。

まず初めに。私たちの仕事はお客様、つまりお取引先があって初めて成り立つものですが、その「お客様観」です。みなさんにとって、お客様とはどんな存在でしょうか。
仕事と報酬をくれる方、細かく注文をしてくる方…。色々な捉え方があると思いますが、常に高い技術を要求するあのブランドさんも、細かに指示をされるあのブランドさんも、新しい価値を創り出す「同志」だと私は考えます。

ダイナンは、ハイブランドから子供服ブランドまで、幅広いお客様に恵まれています!

次に、「社員観」。横にいる仲間、同僚、上司、部下はどんな存在でしょう。
性別、年齢、国籍、個性…すべて異なる、いろんな人がいるのがこのダイナンです。これも、きれいごとを言っているように思われるかもしれませんが、私は「同志」だと思っています。一緒に働く意味と必然と、共通の「願い」があるはずです。

最後に「会社観」です。みなさんにとって、会社とはどんな場でしょうか。生活のために働く場所。能力や技術、好きなことを活かせる場。好きなことで社会に貢献できる場…。捉え方はそれぞれあると思いますが、互いへの信頼で結ばれた組織として、新たな価値を創造できる場であってほしいと願います。

社会を取り巻く状況に伴って、人の価値観も大きく変化をしています。そんな中で、私たちの仕事であるアパレルは、誰に、どんな喜びをもたらすことができるのか。社会に、どんないい影響を与えることができるのか。
対お客様にしても、社員同士にしても、要求を飲んでもらえなかったり、衝突することもあると思います。でも、いい仕事をしたい、いいものを作りたい、という「向かう先」は一緒のはずです。

だから、「同志」として考えてみませんか。
同志の背景に思いを至らせてみる。困っていることはないか聞いてみる。してもらっていることに感謝をしてみる。現実を支配するのは人の気持ちです。だからこそ、自分と、自分の考え方一つで、現実は変えることができるはずです。

私たちは、一度しかない人生の、大切な時間を使って仕事をしています。そして、私たちには「同志」であるお客様から信頼をいただいている高い技術もあります。
だからこそ、クレドにあるように縫製という魔法の力を信じ高めあい、選ばれる価値を提供し、もっと稼げる会社にしていきましょう。それが、夢と希望と笑顔に満ちた社会につながっていくと、私は信じています。


以上、ダイナン代表 但馬から社員への挨拶、そして、noteを読んでくださっているみなさまにもお伝えしたいことでした。
洋服を楽しむことができること、不自由なくものづくりをできること、それらの当たり前に感謝を忘れずに、仕事に取り組んでいく一年にしたいと思います。
次回は1月末、ちょっと季節外れになってしまいましたが木綿作りの続きをお届けする予定です。
では、今年もダイナンをよろしくお願いします!(ダイナンnote編集部)

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集