テクニカル

テクニカル指標には多くの種類がありますが、将来を予測するツールとしては実は余り信用していません。
要するに過去のデータに基づいて生成されるものであり、たまたま類似のパターンが有ったとしても今後もその様になると言う根拠はどこにも無いからです。

バンドウォークとか下値抵抗線とか言う言葉も良く耳にしますが、値動きが先に有ってその結果としてラインが形成されるだけのことであって、ラインに沿って値が動いている訳では無いと考えています。
もちろん投資家の多くが何らかのテクニカル指標を見て売買判断をしているとするならば、その結果としてテクニカルが値動きに影響を及ぼすことは有り得るでしょう。
しかしながら、テクニカル指標の種類は多種多様で設定も投資家によって異なることから、その影響は分散し限定的に成らざるを得ないと思っています。

では、週末なので最後に1週間の全体の結果について触れておきます。
日経平均は前週末比+302円、先週大きく戻したこともあり一応続伸ではありますがさすがに上値が重い印象。
週間の資産増減についても、日経平均同様大幅にとは言えませんがそこそこ戻しています。
今週も荒い動きが続きましたが、植田総裁の衆院答弁、パウエル議長のジャクソンホール講演を通過して相場が安定することを期待しています。

長期保有銘柄の中で今週の騰落率が、
最も良かったのが(8511)日本証券金融、週間上昇率+12.95%。
8/6以降8連騰、今週月曜日の若干の下げを挟んで3連騰とここのところ騰勢を強めています。
実は暴落後の追加購入候補だったのですが見送ったのが悔やまれます(笑)

最も悪かったのが(8035)東京エレクトロン、週間下落率-6.38%。
今週は終始軟調で、日経平均の足を引っ張る結果になっています。

以上、ではまた。

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