自民党総裁選

日本の新首相が事実上決まる日とあって、日経平均もなかなかの乱高下でしたね。
私は某投資顧問の推奨を受けて7月に購入した指数連動型ETFを今日の寄り付きで全て決済しました。

実は先月既に決済指示が出ていたのですがその時点では含み損だったのでしつこく持ち続け、微益ではありますがプラスで決済することができました。
高市氏優勢とも言われておりまだ上がりそうな感触はありつつも、石破氏で下落する可能性もあったのでそろそろ潮時との判断に至りました。
などと言うとカッコ良いのですが、有り体に言えば2か月保有したあげくのやれやれ売りに他ならないですね(笑)

結果を見れば正解(大引で売ればベストなんてのは欲張り過ぎです・笑)だったのですが、石破氏に決まった瞬間CFDが一気に1000円下げたのを見ても今日の上げが高市トレードであったことがわかります。
政策もさることながら日本初の女性総理と言うワードには絶大なインパクトがあるので、高市氏に来て欲しかったと言うのが投資家としての正直な感想です。

では、週末なので最後に1週間の全体の結果について触れておきます。
日経平均は前週末比+2105円と先週に引き続き大幅続伸、週間の資産増減についてもしっかり増加しており、今年のピーク時の利益額に肉薄して来ました。
自民党新総裁=新首相への期待(特に高市期待)が大きな押上げ要因のひとつになったと考えています。
尤も石破氏に決まったことで現状時間外は1500円ほど下落しており、週明けは大幅ギャップダウンでのスタートになりそうです。
常に上目線の私でもさすがに来週は厳しいだろうなと思いつつさほど悲観はしておらず、この機に拾いたい銘柄をあれこれ物色していたりします(笑)

高市期待の剥落と経済音痴と言われる石破氏への不安などから、確かに現在先物は大きく下落しておりあるいは来週も下落傾向が続くかも知れません。
ただ留意したいのは、石破氏の過去の発言が市場に取ってネガティブ視される類のものであるのは事実としても、現実にそのような政策を実行した訳ではないと言うことです。
日本の政権政党たる自民党には経済政策通の人材も豊富に揃っており、石破氏が一人で政権運営を行う訳ではないことに鑑みれば、とんでもないあさっての政策が出て来ることは無いだろうと私は踏んでいます。
なので、当面は下押しするとしても実際の政権運営を見て徐々に安心感が広がり、株式市場はいずれ上向きに転じると言うのが私の見立てです。

長期保有銘柄の中で今週の騰落率が、
最も良かったのが(8035)東京エレクトロン、週間上昇率+13.32%。
半導体復活の波に乗って大きく上昇したとは言え、直近ピーク時からの下落分の30%しか戻しておらずまだ厳しい状況。

最も悪かったのが(8511)日本証券金融、週間下落率-3.47%。
上昇相場の中では伸びて良さそうな銘柄なのですが今週は意外と弱かったですね。高配当銘柄だけに配当落ちの影響もあるかもです。

以上、ではまた。

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