ちょっと重い想いをぶん投げる。
うつ病だ、精神だ、発達障害だ、HSPだ。
昔から、世間的には表に現れなかったり見ないふりしてただけで、個人的には小さい頃から身近な話題。
重度身体障害のお姉ちゃんがお友達だったり、おじいちゃんは今で言ったらヤバめのひとだし、貧困と教育とか、脳と発達やらも食卓や正月でも普通の話題。友人はうつ病こじらせて依存や自傷がひどくなり、私への束縛が酷くなっちゃたり。
パワハラもモラハラも、毒親もイジメもDVも、結婚とか男とか女とか差別とか、たいがい経験してくると既にお腹いっぱい。
プロとして昔から従事されてきた方々にも、様々な想いがあり。
今と、これからのかたがにも想いがあり。
それぞれのレベル感で発信されている昨今。
学がないから、詳しく正確に語ることも、医学的な知見もないけど、ただなんとなく流行っぽく感じることも多い。ライトな心理学とか。楽しいけど。
実際に現場で働いてきた人間の経験談はもっと重くてシリアスで。
社会にでて普通に稼いでご飯を食べることが困難な方々がたくさんいて。
仕事だっていっても、当の本人が興味関心なかったら続かない。それだってしんどい世界。そこで継続して働いている方々は本当にカッコいいと思う。そう簡単にできない。理想やふんわりしたものだけじゃできない。優しいだけなんて通用しない。
急にこんなこと書いたのは、先日、精神科病棟の中に入ることがあったから。
すごくいろんなことを感じた貴重な時間だったから。
個人情報もあるから詳しくは描写しないけど、なかなかに世の縮図がそこには展開されていた。
昔の話ではあるけど、当時、小学校低学年。
映画トトロに出てくるメイちゃんのように、母の勤務先に畑の中を歩いて会いに行った。母の勤務先は結核病棟と精神科がある病院。
そう。
メイちゃんとさつきちゃんのお母さんが入院していた場所。
そこで母は働いていた。いろんな想いを抱えながら、それでも軽々と。
今とは違う、働く母が厳しい時代。
そこで頑張っていた母は、かっこいい。
当時はわからなかった母の強さ。無自覚な無邪気さ。毒のある厳しい言葉。
彼女は彼女で医療から福祉の世界に移動したけど、今でも子供の発達に係わる仕事を続けている。すごいこと。
なんというか、精神とか発達とかライトめなレベル感で問題解決できるなら、どんどん理解される世の中になれば嬉しい。
「なんとなく」でもいいから、知ってくれると嬉しい。
たとえそれが流行りでも。
だって「経験しなくていい世界」が確実に存在しているから。
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さ。
それはそれとして。
今日はパンを作ろう笑
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