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オールマン・ブラザーズ・バンド "Statesboro Blues" の元ネタを聴いてなかったのは 謎だ


ほんと, 謎だ

ロックを聴き出して半世紀以上(*1, 2), ブルーズを聴き始めてからも半世紀(*3, 4), オールマンの "At Fillmore East" を初めて聴いたのも要するに半世紀いやおそらく半世紀以上前, 彼らのライヴ(*5)だって生観・生聴きしたことがあるこの俺が, 何故だ。何故なんだ。謎だ。

*1 「洋楽」の入り口で聴いた ショッキング・ブルー

*2 ショッキング・ブルー「悲しき鉄道員」(邦題!), 歌詞和訳

*3 初めて聴いたブルーズ(この時はレコードでね, 笑) 〜 ジュニア・ウェルズ & バディ・ガイ LIVE in Japan 1975 … その後, ジュエア・ウェルズ は 1度, バディ・ガイ は何度も, ライヴ生観・生聴きした。

*4 ブルーズ「愛聴」史上最高のアルバム 〜 ロバート・ジュニア・ロックウッド LIVE in Japan

*5 それは 1991年1月11日のこと, 人見記念講堂にて(流石に Duane はいない, 勿論!)。因みに, 何日とか忘れてたので「人見記念講堂 オールマン・ブラザーズ・バンド」で 今 ググったんだが, なんと "AI Overview" の莫迦(しばらく前からいきなり出る生意気なアレ), 

オールマン・ブラザーズ・バンドは、昭和女子大学の授業教室である人見記念講堂でライブを行ったことはありません。

AI, バッカじゃねぇのか。バカ, 莫迦, バカ。

因みに, 話は逸れるが, ググると最初に出る小五月蝿い(小うるさい!)この "AI Overview" 野郎, 実際 なかなかの莫迦だ。一例は 以下の note の第2章にも。

AI だか 愛だか ナン(インドのナンは美味いぞ)だか知らねぇが, しっかりしろよ, お前!

話がだいぶ飛んだ。戻します。

忘れはしないが, 今日のは「備忘録」の・ようなもの

ほんと, 謎だ。

ロックを聴き出して半世紀以上(*1, 2), ブルーズを聴き始めてからも半世紀(*3, 4), オールマンの "At Fillmore East" を初めて聴いたのも要するに半世紀いやおそらく半世紀以上前, 彼らのライヴ(*5)だって生観・生聴きしたことがあるこの俺が, 何故だ。何故なんだ。謎だ。

前章からの丸写し(笑)。半世紀以上前に聴いたオールマンのそのパフォーマンス, とりわけ Duane のスライドのあまりの迫力で, 元ネタ探しの気が端(はな)から失せたんだろうか。

クリーム, Cream のことですぞ, あのクラプトンのアレンジ見事な "Crossroads" も強烈な印象を残すが, あれはもう Robert Johnson の曲だってことがあまりに有名なので, それこそ端から! .. だから誰でもあれは知ってる, 少なくともロック好き・ブルーズ好きなら。

とにもかくにも, 正確な原因は不詳だが, 負傷はしてないぞ「不肖山本」要するに拙者, つい昨日, ほんの昨日の朝まで, オールマンの "Statesboro Blues" の元ネタを聴いてなかったのだ。本件, 一生の不覚。一生の不覚, しかしそれ以前までの話ね。まだまだ俺は長生きするから, これから取り戻す(笑)。

今日は, そういうわけで, 実際には忘れようがないものの「備忘録」, 備忘録のようなもの。

とは関係ない。「のようなもの」と書くと, つい反射的に「の・ようなもの」をリンクさせる意味不明な癖です, これは。これも謎だ。

Statesboro Blues 〜 Blind Willie McTell

Statesboro Blues は, 元々, Blind Willie McTell の歌。昨日, やや久しぶりにオールマンの Statesboro Blues を聴き, その後 不意にそれまでなかった感情, その元ネタを知りたい意欲が湧き上がり(本来は何の不思議もない好奇心だが, しかし昨日になって急に何故だ .. 謎だ), 結局, オールマンによるカヴァーを聴いてから半世紀余りの歳月を経て, ついに Blind Willie McTell への扉が開かれたのだった。

Statesboro Blues by Blind Willie McTell (May 5, 1898 – August 19, 1959), first recorded in 1928 🎶

この人のことは昨日ちょっと調べたけれど, 一夜漬けならぬ一日漬けで訳知り顔もしたくない。ただ一言, 世の中やっぱ知らないことだらけなんだなと謙虚な気持ちのみ, 今日はこれ以上は書かないでおきます。

で, 脱線するが, 

そういや, ボブ・ディランの歌に "Blind Willie McTell" というタイトルの歌があるようで, 歌詞では I traveled through East Texas とか言ってて, Blind Willie McTell の生まれは Thomson, Georgia だから(因みに Statesboro Blues の Statesboro も, 属する州は Georgia だ), Blind Willie McTell の故郷とか, そのほか彼の縁(ゆかり)の地域には合わない話だ。おまけに ディランのその歌詞には Jerusalem の名も出てきて, ナニ言ってんだお前,

しかもこのディランの曲, 1983年の作曲, 奴があの醜悪な内容でしかも極めつきの恥ずべきタイミングで, 文字通りの恥ずべき イスラエル支持ソングをリリースした(何を解放, リリースしてんだよ)アルバム, 「異教徒たち」("Infidels"!!)リリースの年じゃねぇかよ。

で, 脱線するが(既にしてるが), ディラン, ナニ言ってんだお前。

脱線は 俺の趣味なのかもね。

"Statesboro Blues" (Blind Willie McTell) by Taj Mahal 〜 オールマンの直接の元ネタ

スライドギター(スライド, 昔はボトルネックって形容の方が多かったような)弾いてるのは Jesse Ed Davis なんだけど, これも素晴らしい。

この人, ウィキによると,

Jesse Edwin Davis III (September 21, 1944 – June 22, 1988) was a Native American guitarist.

知らなかった。世の中, 知れば知るほど, いろいろと興味が湧く。人生, 死ぬまで勉強だな。となると 生年月日「不詳」, いや 1960年911生まれの拙者「不肖」山本, あと 40年くらいは 勉強を続けるわけだ。

このアレンジ, 確かに。

Statesboro Blues (Blind Willie McTell, arr. Taj Mahal) from Taj Mahal's self-titled debut album released in February 1968 🎶

*Jesse Ed Davis (September 21, 1944 – June 22, 1988) on slide guitar

そもそも, タジ・マハール を聴く縁がこれまで「ほぼ」なかった, たまたま。これが 入ってるアルバムは持ってて, 最近も 聴く時はあるんだけど。

"Corrine, Corrina" (Bo Carter, the original song of "Alberta") by Wynton Marsalis & Eric Clapton, with Taj Mahal, LIVE in 2011 🎶

ではでは,

今日の note はあくまで "実際には忘れようがないものの「備忘録」, 備忘録のようなもの", というわけで, 今日はあっさりとこの辺にして, オールマンへ。

いや その前に,

超「脱線」話題。

還暦過ぎの自分の人生で, ブルーズ・ミュージシャンの Taj Mahal は, 文字通り「たまたま」, これまで あまり聴く縁がなかったけれど, しかし,

インド の Taj Mahal なら 行ったことあるぞ。ブルーズ・ミュージシャン の Taj Mahal は タジ・マハール, インドの Taj Mahal は タージ・マハル, しかし インドの タージ・マハル, 俺がガキの頃はやっぱ「タジ・マハール」だったよな, 歌は世につれ世は歌につれ, 外国の地名もその「読みは世につれ世は読みにつれ」その昔の読み方は 黄泉(よみ)の国へ, 還暦過ぎ「不肖山本」の駄洒落は「どうにもとまらない」(山本リンダ)。

究極の脱線。

話を, 戻します。

"Statesboro Blues" (Blind Willie McTell, arr. Taj Mahal & Jesse Ed Davis on slide guitar) 〜 covered by the Allman Brothers Band

半世紀余り前, 中学ナン年の時だっただろうか, その後 成人してから, 10代では成ってません, 職業音楽家になった(当時は高1か高2だった)3歳年上の兄貴が買った(はず, 遥か昔のことなので細かいことまでは覚えてないけれど そのはず, *1)レコードで聴いた, 

Duane Allman の衝撃のスライド, まさに。

Statesboro Blues (Blind Willie McTell, arr. Taj Mahal & Jesse Ed Davis on slide guitar) 〜 covered by the Allman Brothers Band, from their live album At Fillmore East, released in July 1971 🎶

*Duane Allman (November 20, 1946 – October 29, 1971) on slide guitar

*1 文字通りの「オールマン」。音源は写真の下。

At Fillmore East https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_mop9q674xCmD3uoikXHXd0Wit9S2spwoQ&si=bvnxxNLrnw7Xov_b The Allman Brothers Band's 1971 live album 🎶

Statesboro Blues
Done Somebody Wrong
Stormy Monday
You Don't Love Me
Hot 'Lanta
In Memory of Elizabeth Reed
Whipping Post

これは間違いなく「ヤギ」。この世に現存する「ロックのライヴ・アルバム」として GOAT, Greatest Of All Time, ロック史上最高のライヴ・アルバムのひとつ。

おまけ, ブルーズ歌詞和訳集

今日の話題とは ほとんど関係ない, 共通項はブルーズだけ, それに「歌詞和訳集」は誇大広告, 3曲だけだった(泣)(笑)。ブルーズは「泣き, 笑い, 喜び怒り哀しみ楽しむ」喜怒哀楽の音楽。無理矢理こじつけ, 今日は謙虚なはずのおっさんが最後に牽強付会。

まぁでも Stormy Monday は オールマンも。

あ, そうだ, Blues と言えば, Paul Simon による "Paranoia Blues" も入れておこう, 「不肖山本」パラノイアかよ, いや俺はパラノで同時にスキゾだ, というわけで Going my way 強引に 4曲。

1. Nobody Knows You When You're Down and Out 🎶

家族で演奏したんだってば。俺のヴォーカルとギターは駄目だけど, 当時9歳(小学3年)だった息子のコーラスやタンバリンはかなり出来が良く("San Francisco Bay Blues" ではハーモニカも), さらに カミさんのピアノは最高だったのだ。

2. Stormy Monday 🎶

3. Further On Up the Road 🎶

4. Paul Simon's "Paranoia Blues" 🎶

これで, 本日の「おまけ」も了。では!

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