久々の投稿ですね。 最近神楽坂にある赤城神社に行って来まして、というか偶然街歩きしていたら神社を見つけて、入ってみたら隈さんの建て替えた神社だったという… ただ、無目的に行っても「隈さんのじゃね?」と思わせてくれる隈さん節のがっつり効いた建築だと思います。(ポジティブな意味です笑) なので今回は赤城神社の感想!を述べるだけなんですけども、これまでの日本の街並み的な建築論とも交えつつ見ていけたらなと… 軸線ズレとるやないかい!赤城神社の鳥居をくぐると以外にもメインとなる寺
建築を学んでいない方や、学びたての方は理系分野だと思うと思います。 でも、案外文系の分野でもあるんですよ。。 と、最近思いましたw っていうのも建築ってただ奇抜だったり面白い建物を設計すればよいわけではないんですよ。 学生のうちなんかは特に自由な設計が行えて、楽しそうな空間だったらOKみたいな感じありますが、 実際はそれらすべてを言語化できないといけないんです!! たまに「建築はアートだ」と聞くことがありますがあれは半分正解半分間違いだと思うんですよ。 デザイン面で見れば
すごい久々の投稿になりましたw 2023年あけましておめでとうございます。 この時期になると学部三年の方は就活メインか、院進学かを考え出す頃かなと思います。 そこで、今回は実際に通っている僕の実体験として 東工大の建築、その院試対策と流れ、コツなどを書いていきたいな~と考えてます。 ただしこの経験はall独学なので、行きたい大学院に知り合いや先輩経由で情報を仕入れられると格段に入りやすくなると思います! 就活も院試も何事も人脈があって損はないです(´;ω;`)ウゥゥ(人脈
日頃から少しでも疑問に思ったことや、その派生を調べたりしているのですが、 最近は日本特有の住宅の価値についてどうしたら良いのかな〜と思考中で。 というのも日本は住宅を人生の内の大きな買い物と定義している割に、その価値は買った瞬間、住んだ瞬間に減っていくのです。 ヨーロッパなどの伝統的な住宅を重んじる国では、価値が下がることはあまりなく、むしろ一種の作品として価値を生み続けています。 せっかく買った住宅が歳を取るとともに価値がなくなっていく。 何のための購入なのだろう
卒制を終えてのコンペ。 順調に1次審査を通過し、2次審査のプレゼンにまで来ることができました。 結果は入選! 58作品中の3〜5位あたり。 う〜ん。 最近コンペにはよく通るようになっては来たけれども、結果が毎度入選など優秀、最優秀には届かない(泣) 自分なりに優秀作品との違いを思考した結果、 彼らに共通するのは"想像し易さ"だと思いました。 建築って使う人や審査する人にアピールすることは当然なんですが、その方法や作品の奇抜さなどが絡んでくると、簡単には想像つか
東京国立博物館で現在展示中の 特別展 ポンペイ (会期:2022/01/14〜2022/04/03) に行ってきました! 内容はこれから行く人のネタバレになるので多くは語りませんが、 当時の人々の生活がどれほど発展し、 社会がどう形成されていたかがよく分かる展示でした。 建築的には当時の4分の1ほどしかまだ掘削しきれていないようで、詳細な全容は今後の調査に依るところですが、、、 個人的総じて感じたのは 「大地は歴史の記憶媒体」 だなと言うことです。 普段気にかけること
建築設計って初めての人には取っつきにくいし、慣れると今度はネタが尽きたりしませんか? 今回はそんな建築設計の考え方を大まかに大別した3つを紹介します。 ただ、これは人から聞いたものを参考にしているので… 建築設計の考え方は以下の三つになります。 論理型 アイデア型 両立型 一つずつ説明します。 まず論理型。これは文字通り論理、理論?から攻めていくタイプです。 個人的にはこのタイプはプレゼンなどに自信がない人にお勧めの型です。(僕もそうです笑) プレゼンが苦
タイトルにあるように僕は万年B+男と友達から呼ばれていましたが、最後の卒業設計では学内30選に入るまで成長することができました! 正直30選に関しては選ばれる気が毛頭なかったため驚きましたが笑 建築学生1、2年の時は本当に建築に進み続けていいのか悩んでました。 うちの大学は課題を出さないとE(アウト)、そこからB B+ A- A A+となっていて、 まあ、下のほうでしたね笑 時に思い出深いのは入って早々の設計。 普通の高校から建築を学びに来て早速教授たちの「この空
建築学生として四年間大学生活を過ごしてきた結果、最もコスパがいいと思うノートPCは hp spectre x360 です!! 建築学生にとってノートPCはなくてはならない存在だと思います。 特に最近では図面からパースまで何もかもが画面上で行える時代! でも始めたての人はどのパソコンがいいのかよくわからないと思います。 特にネット上ではMac推しが一定数いるのも確か… そこで建築学生が基準にすべきパソコン判断の要素と、僕がパソコンを買い替えてまで選んだおすすめの一品
日本はかなり珍しい文化・伝統などを持っていると思う。 これは誇るべきものであり、これからも大事にするべきものである。 しかし、昨今の住宅は、日本らしさが欠けていると感じてしまう。 それはなぜか。 古来日本では木材を使った建築が主流であり、書院造から長屋など低いながらもそこには日常を楽しみ、快適にするための親自然的な手法が内在していた。 しかし、戦後住宅供給の面から欧米的な51C型が提案されたり、異国の文化が流入してきて、それらが取り込まれていった。しかもその取り込まれ方はも
ほぼほぼ卒業設計も終わったので久々の投稿。 今回は遊園地について考えたことをまとめておこうと思う。 一年ほど前から血界戦線という漫画原作のアニメにはまっているのだけれども この世界ではテーマとして「異常が日常」というものが掲げられている。 この「異常が日常」のテーマの象徴としてシーズン1では遊園地が魅力的に表現されている。 私たちの日々の生活から考えると遊ぶという行為に特化した煌びやかな遊園地は確かに日常という枠からはかけ離れている。 私たちが常日頃利用する建築物は住居や
昭和の時代。これがふつうの生活。当たり前の日常と思っていたことも、平成、令和になれば白黒写真で懐かしがられる。当たり前と思っていたものはいずれは必ずなくなってしまうものである。 最近ではスマホが発達、普及し、道を歩けばみな下を向いている。サイバーパンクのような世界になるのも時間の問題なのかもしれない。 だからこそ未来に残したい風景はまさに今私たちの上に居続ける青空である。特に今の寒い時期には雲が減り、より一層空の広さを味わえるだろう。 空は私達に心のゆとりを与え、都市で
僕の趣味の一つとして海外旅行がある。日本とは異なる世界に飛び込むことは昨今人気の異世界転生に近い部分がある。 こうした旅行中海外の都市を眺めていると案外日本の都市は味気ないような気がしてくる。味気ないとは言っても日本は世界でも有数の安全国家であり、清潔な都市環境が構築されている。他国と比べても非常に理想的な都市が形成されているだろう。 では安全できれいならばどんな都市でも良いのか? 僕が日本は味気ないと感じるのは確かにこの国で長く生きてきたからかもしれない。日々同じ風景
誰しも人生の中で後悔したことはあるだろう。 そこで生じるのは悲観的な感情ばかりであり、自身の行い、判断に怒りや悲しみを覚えるだろう。 今回は個人的な後悔のしない考え方を紹介する。ただこの考え方は都合良く解釈したものであり、完全に正しいロジックではないのだけ注意してほしい。 後悔しない考え方においてメインとなるのは決定論と呼ばれる論理である。 決定論とは今の行いは過去の要因から必然的に導かれるものであるという考えであり、例を上げるならば朝ごはんに何を食べたか考えてほしい。
アートってなんだろう。 日本語では芸術と呼ばれるが、その定義は広義であると感じる。 大学生になると多くの学生がこうしたアートに興味を持ち始め出す傾向にある気がする。 現に僕の周りの人はよくSNSで展示会のことをアップする。それは単に映えるからなのかもしれないけれど、見ることによって得られるものは確かに存在する。 では、このアートとは何なのだろう。 特にこの疑問を難問化させるのは抽象画だろう。ものによっては直線を引いただけの絵がアートになったりもする。 結論から言うと、僕
何ら変わりないいつもの帰り道。 ふと周囲から突出したマンションを見つけた。 ただ、マンションといっても5階ほどの高さのものだったが、周囲が拓けていたために高く見えた。 「あそこの最上階から見える景色はどんなものなのだろう」と考えてしまった。 ここでふいに「良い景色とはなんだろう」という疑問が湧いた。 よく住宅では借景など周囲の景観を室内に取り入れたりする。 高層ビルではフロア高さそのものに価値が付き、頂上に近いほどレストランやホテルといった高級志向のものに利用される。 そこ