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護身術 | Noと伝える

空手をしていると護身術が身につくと思っている人がいる。
それは、半分正解で半分間違っている。

身を守る”術”は、挙げればキリがないくらいだが、ここでは、4才の子供でもできることをお伝えしたい。


4才の子供でもできること

それは、一言

「No!」

と言うこと。

これは、何に対しても「No!」ではない。
嫌なことは、どんな小さなことでも「嫌だ!」と言えることである。


そして、「No!」と言うことを、練習する必要がある。

その練習方法は至って簡単で、とにかく大きな声で「No!」もしくは、「嫌だ!」って言うだけである。

もちろん、「やめて!」「STOP!」「止まれ!」でも良い、

実際に練習するならば、相手を前に立たせて、大きな声で、毅然とした態度で言うことを練習させれば良い。



No!は、意見が違うだけ

日本だと、「No!」と言いにくい、言えない風潮や雰囲気がある。
同調圧力や、変に相手のことを考えすぎて、嫌なのにYes,OKと言ってしまう。
これは、自分自身もそうであったので、よくわかる。

しかし、No!と言うことは、自分があなたと違う意見です。それはやめてほしいという意思表示なだけであって、相手を批判しているわけではない。

まずは、自分の意思や意見を相手に伝えることが大切なのである。

それで、相手がヘソを曲げたり、不機嫌になったり、かんじょうてきになって怒ることは、その人の問題であるし、単に相手がワガママであったり、こちらをコントロールしたい自分勝手な人であると認識しても良い。



日本独特の犯罪「痴漢」

海外では考えられない犯罪で「痴漢」がそれにあたる。
海外から見ると、日本の痴漢はとても気持ち悪く、考えられないそうだ。

女性に対しては、なぜ嫌だと言わないのか?
痴漢をする男に対しては、なぜそんなことをするのか?気持ち悪い。

少々の頃から、「No!」と言える訓練をしておけば、痴漢なんて起こらない。
それが日本人だからって、諦めてはいけない。
今、自分に娘や年齢が低い女の子とと関わりがあるのなら、日本には独特の犯罪「痴漢」があることを。絶対に伝えるべきだ。

そして、それは自分自身の心構えと「No!」と言う訓練によって、防げるだろうし、実際に怒っても面と向かって犯人に伝えることができるはずだ。



男の捻じ曲がったスケベ感覚

男に関しては、なぜそんな気持ち悪い「痴漢」を行うのだろうか?
それは、男女に共通することであるが、性教育が行われていないことに問題がある。

よく、日本人は「お金と性」について、会話をすることがタブーのように感じている風潮がある。

性について学んでいないので、なんとなくの知識しか持っていない。
それは、男女間だけではなく、現代の問題でもあるLGBTQのことや、同性愛のこと、ハンディキャップを持っている人のことなど、人間として生きていく上で大切なことが欠落しているといっても過言ではない。

男が捻じ曲がったスケベ感覚は、アダルトビデオの種類にも関係している。
痴漢やレイプの企画ものなど、女性がこのことを知るだけでも不愉快極まりないはずである。あんなことが、許されてよいわけがない。

犯罪につながるものは、排除してもよいくらいだ。
そんなものが、世に出回っている以上、変な知識を得て確立は低いだろうが、同じことをしてしまう変態な男がいると思っている。


それに加え、現代のアニメを見てみると、若い女性が大きな胸を強調したり、肌が露出した衣装を描くイラストが多い。
それも、描かれている女性は、高校生くらいの年代をモデルとしている。
海外から見ると、どれだけ日本は変態であり、若い女性にセックスアピールをさせていると批判も生まれている。
しかし、それをなんとも思わない人が多いのも、日本の根底にある変態さが染み付いていると感じる。



まとめ

空手をしているから、武器を持っているからなどの理由で安全は勝ち得ることはできない。

護身術とは、自分の意思をはっきりと伝えること。
まずは自分の意思が重要であることである。


そして、何にでも疑問を持つことが必要だ。
日本においては普通だと思っていたことが、世界にでると、それは変だおかしいと言うことが多々ある。そして、その逆もある。

だから日本はダメだ!
ではない、違いを認識し、これからどうするか?

そんな問いと行動がこれからの自分を成長させてくれるはずである。


ともに、「No!」と言おう!



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