玉龍雪山の標高5600mでゲイと出会う【中国雲南省旅行記①】#7
今回は中国の雲南省に来ております。
省都の昆明から大理〜麗江〜シャングリラの3都市を巡る一人旅。
当時はまだサラリーマンだった2017年のゴールデンウィークの旅行記。
今回は中国で大人気の観光地麗江(リージャン)で一泊したのち、玉龍雪山(Jade Dragon Snow Mountain)に向かいます。
玉龍雪山
付近一帯は玉龍雪山国家重点風景名勝区として世界遺産に、同時に麗江市玉龍雪山景区として中国最高レベル(5A級)の国定公園に指定されている。北半球で最も南に位置する氷河がある。
麗江市街地の北15kmほどのところにあり、南北約35km、東西約13kmの公園区域内に、13の峰がある。最高峰は扇子陡(せんすとう、Shanzidou)で、その山頂は標高5596mである。1987年に、アメリカ隊が初登頂した。
麗江一帯に住むナシ族の宗教であるトンパ教の聖地である。ふもとの金沙江本流には、虎跳峡と呼ばれる深い峡谷がある。
観光地としての整備も進んできており、麗江古城地区の北から7路のバスで雪山ロープウェイ乗り場まで行けば、扇子陡のすぐ下の4506m地点までのロープウェイに乗れる。ロープウェイの運行は天候に左右されやすく、一日4000人限定のため、注意を要する。
いざ玉龍雪山へ!
ホテルの滞在は快適でした。
翌日はドライバーさんは遅れてくるかと思ったら、朝7時前にはもう来ていて、「ちょっと朝食取らせて!」と言って待ってもらう。ドライバーさんもニコニコとゆっくりどうぞ的な。
朝食も取っていざ、出発。1時間くらいかな?の大草原のドライブの後、徐々にてっぺんが雪で覆われた玉龍雪山が見えてくる。
↑途中景色が良かったので降ろしてもらった
↑だんだん雪山が見えてきた!
↑爽快〜〜!
玉龍雪山到着!
到着したけど、意外とふもとは全く雪景色ではない。なんならそこまで寒くもない。
どうやら三種類くらいの行き先別にロープウェイがあるとのことで、ドライバーにいろいろ聞いたんだけど、全然要領を得ない。まあ調べとけって話んですけどね。
中腹にある、羊のいる牧場(Meadow)も惹かれたんだけど、結局まあせっかく来たから頂上目指そうかということでチケットを買う。両方行きたい、と言ったら頑なに拒否られたw
行列に並ぶ前に、かなりの高度まで登るので、酸素ボンベが売られ、ダウンコートがレンタルされており、かなりの中国人がそれを利用していた。でもちょこちょこいる欧米人は買ってる人がほとんどいなかったので、自分も買わないことにする。防寒もしてきたし。こう言う時の中国人の軽装にびっくりする。女の子とか普通にヒール履いてきてるぞ。
ちなみにこの山、標高5600m。ロープウェイ乗り場ですでに標高3400mとかだったはず。
富士山より高いところにいるわけw ポテチとかパンパンで売られてます。
↑何してるんだろう
忘れられない3時間
先に言っちゃうと、このあとが、地獄で。
頂上付近が悪天候のため、ロープウェイが休止したり動いたりしながらの運行だったので、実際乗車するまで2時間以上待つハメに。観光客1人ではなかなかな状況でした。
まあそうこうしてる間に、行列の折り返しなんかで向かい合わせになる外国人のグループと話しだしグループに入れてもらう。上海に住むアメリカ人とメキシコ人のグループだった。
ようやく乗れたものの、普段は10分で頂上に着くはずが、止まったり進んだりする。向かい側座っている中国人カップルは真っ青になりながら、酸素ボンぺを吸っている。
↑どこでもスマホ
↑麓はまだ緑(針葉樹林)がある
↑だんだん雪がちらほら 色彩も彩度がなくなってきた
↑てかこの状況で停止して、ブランブランに揺れてるの、恐怖でしかない。
この辺まで来ると植物はなくて、ただの岩。
色彩もなくて、死の世界みたい。
アメリカ人の1人が黒人だったんだけど、彼もなかなか辛そうで、ロープウェイの中では無口になってしまった。
俺も、深呼吸しながらなんとか大丈夫だったけど、確かに、手の甲の血管がすごい浮き出てて、心拍も確かに早い。でも景色見たり、彼らと話してる間に気も紛れた。
頂上到着!
頂上についたものの吹雪で、5mくらい先しか見えないし、かろうじて展望台にたっても、真っ白の世界なので、記念撮影も撮らなかった。
↑天気がいいとこんな感じらしい
彼らも、もう降りようと言うことだったので温かいお茶だけ飲んで、帰りの行列に並ぶ。ものすごい行列。ここでも2時間くらい待たされた。
↑マジ助けて〜〜〜
お互いゲイだった
この間に、話してる間にそのうちのメキシコ人は上海の大学院にいると。中国語もペラペラ。スペイン語も英語も中国語も話せるだぁ?
世界で使われてる言語ほとんどカバーしてんじゃんよ!とかつってw
本人は謙遜してたけど、実際中国語ペラペラなの、かっこいいな〜。
さらに彼、以前日本に住んでいて、新大久保のアパートに住んでいたと。そのとき日本人のボーイフレンドがいたんだ、と。
あら、ゲイだったのね。俺もだよ!と盛り上がる。
てか、彼らのおかげでだいぶ救われた。
藍月谷
降りてからは、麓にある青い湖みたいなのを一緒に回った。けどこれもまた、人工感半端なかったですww
↑この手前の岩っぽいのは本物の岩か微妙でした
みんなで一緒に写真撮ったりする時も、お互いゲイと分かったのなら、触れる距離とか握る強さとかも、5割増しになる。
向こうの彼らも仲良さそう。アメリカ(白)とメキ(白)は、もしかしてカップル?
黒人の彼もさっきの青い顔が嘘のように、ビッチな冗談言うようになってて安心した。
彼らとはwhatsapp交換して別れた。
感想
この雪山自体の感想は、正直、ありませんw
遠くから見た方がいいものってあるじゃん。これがそうかも。w
詳しくはこちらで!
そして虎跳峡へ!
駐車場に戻り、待機してるドライバーに電話して、迎えに来てもらい、そのまま虎跳峡(Tiger Leap Gorge)に向かう。
あとでわかったんだけど「玉龍雪山(Jade Dragon Snow Montain)」を挟んだ、向こう側にあるみたいだった。なので一度麗江に戻っていかなければいけない。
あー、だから2箇所行くのを頑なに拒んだのね。
しかもロープウェイ遅れちゃって。焦ってるんだ。
そこからは山道を3時間ほどのドライブ。ガソリン入れたり、山中の食堂に入ってご飯食べたり。なんか、ご飯とビール、ご馳走してくれた。
やっぱこっちの人、みんないい人。
タイトルで言うほどドラマティックな話じゃなくてごめんなさいw
いつもながらあおりタイトルですいませんw
いつか、タイトルに負けないくらいの大恋愛する気は満々なので、ご容赦いただければ幸いです❤️
つづく