中森明菜-第七感(セッティエーム・サンス) 【ゲイに刺さるシティポップとは?】
明菜ちゃんです。
明菜がシティポップ?
と思うかもしれませんが、明菜ですよ!なんでも歌います!笑
しかもなんとこのアルバム、デビュー半年後にリリースした、
セカンドアルバムです。
しかも、この人、シングル一枚出してアルバム一枚リリース、
セカンドシングルの「少女A」出してすぐにこの「バリエーション」を
リリースするという、怒涛なリリースラッシュやってのけました。
デビュー当時に、マネージメントとレコード会社の座組みみたいので
ちょっとゴタゴタしてたらしいんですよね。
なので、最初はバラードとツッパリソングを交互に出してましたよね。
アルバムもそこら辺がごちゃ混ぜな感じです。
ゴタゴタが収まってから出したシングルの「禁区」あたりから、
どんどんアーティスティックな方向に行って
それが功を奏して、「ミ・アモーレ」などのレコード大賞受賞につながりました。
そんな明菜のデビューから半年でリリースされたアルバムに
極上のシティポップ、2曲ほど入ってます。
まず、今回は2曲取り上げます。
まずは、「第七感(セッティエーム・サンス)」です。
アルバムの中では「少女A」の次にこれがきますw
16ビートにチョッパーベース、浮遊感あるキーボードとエレピで完璧なシティポップな仕上がり。
おまけに最後のアルトサックスソロもずっと聴いていたくなるようにグルーヴィー。
自分に恋を寄せる男の子に向かって
気持ちはわかっているんだから、早く気持ちを伝えて欲しい、
それは7つ目の直感(Septieme Sense=フランス語)なんだから、
という瑞々しい内容。
二曲目は「ヨコハマ A・KU・MA」。
こちらはブラスセッションとストリングスがドラマティックな一曲。
それもそのはず、これ両方とも、作曲は南佳孝。
都会派ポップスといえばこの人でした。
編曲は萩田光雄。初期の明菜の楽曲のアレンジはこの人が多かったかな?
シングルでもこれくらいオシャレなの出してもよかったのに〜。
甲乙つけがたい!
みなさまはどちらがお好みでしょーか!!
次は誰にしようかな〜。