石宝山と石龍村のプロパガンダ壁画【中国雲南省旅行記①】#5
今回は中国の雲南省に来ております。
省都の昆明から大理〜麗江〜シャングリラの3都市を巡る一人旅。
当時はまだサラリーマンだった2017年のゴールデンウィークの旅行記。
今回は観光地化が著しい大理を1日早めて
TripAdviserで見つけた沙渓(シャシ)鎮という古い村で一泊したあと
その近くの石宝山(シーバオシャン)に向かいます。
石宝山に向かう
石宝山風景区という国立公園(?)。主に石鐘寺と宝相寺の2つのエリアから成っていて、互いに9kmも離れている広大な区域。中国で最も高い場所にある石窟郡として知られている。
沙渓鎮で素敵な夜を過ごしたので、翌日はゆっくり起きて朝ごはんを済ませチェックアウト。
今回もドライバーをお願いして、石宝山に寄って下ろしてもらい、待機してもらって、麗江まで行ってもらう手配をした。
3元の公共バスで移動したり、300元払って個人ドライバーチャーターしたり、メチャクチャなんですが、ざっくり言うと、
「無駄にタクシーは使わないけど〝時間の浪費リスクが高い場合”は、使う」
と言う感じかな?
石宝山から剣川の帰りのバスと剣川から麗江のバスがうまく乗り継げれない可能性が高かったので、今回はチャーター。
↑合流する時、車とか(ドライバーの顔もw)忘れるので必ず写真は撮っておく。
石宝山恐るべし
こういう国立公園は基本的に一般の駐車場にメインゲートがあり、そこでチケットを買い、入場する。そこから観光スポットまでは徒歩で行くか、有料のシャトルバスや電動カートなどで移動する。ここら辺は意外と中国の方がシステマチックに管理されていて、日本のように路上駐車で渋滞になるとかという問題がない。一長一短ですけどね。
今回はシャトルバスに乗る。そこには、昨夜のバーの隣に座っていた男もいたので「おお〜〜っ」っとなってちょっと話した。
彼は写真撮ったらすぐに、次行くんだ、と言っていた。
Canonのでっかい1眼レフ首から下げてた。
バスを降りてからは、遊歩道に沿って進んでいったが、なかなか険しい。
なんか車に置いてくるのがちょっと不安で、バックパック背負ったままきちゃったので、体勢を崩して後ろにひっくり返りそうになる。
つうかまさかこんな険しい階段を登るとは思わなかった!!
でも、すごい見晴らし。
↑結構急。
↑もう体を前のめりにしないと、後ろにひっくり返る角度。
↑見晴らしいい!
↑山のあちらとこちらに向き合うようにお寺が配置されている
糸電話したら楽しそう
↑反対側から見るとこんな感じ
↑写真の順番がめちゃくちゃ
石釣山石窟
1時間ほど?歩いたかな?石釣山石窟に着いた。
さっきから写真に写っていた、山の斜面に突如あるお寺で一休み。しかしよくこんなところに作ったもんだよなあ。
古代人恐るべし。
さっき会った男性もそうだけど、ほとんどの人は手前の宝相寺というところだけいって終わりのようだ。この石釣山石窟までくるのはほとんど外国人しかいなかった。えーここ見なかったらただのお寺だよ?
このあとに行く、虎跳峡でもそうだったんだけど、中国人というのは、こういう過酷なところは苦手なのかしらん?
そもそもあなたたちの祖先が作った偉大な建造物なのに、興味ないのかしらん?その祖先がどんな思いでここを訪れたかとか、想いをはせないのかしらん?
まあ余計なお世話か。
獅子関
途中にあった展望台から、昨日泊まった沙渓鎮が一望できた。
TripAdviserでは沙渓鎮から歩いて南側からもトレッキングできると書いてあったけど、今回は時間がないので車で来た。
↑ちょうど中央右くらいが沙渓鎮
石龍村
しばらく休んで、駐車場に戻るんだけど、1箇所分岐点があって「石龙村」って書いてあって、なんとなく気になったし、意外と早く見終わっちゃったので行ってみた。
その先には小さな集落があった。
観光地の近くだし、外国人に慣れているのか、子供達が「はろー!」と声をかけてくる。可愛い。現地の人は民族衣装を見にまとい、日常生活を送っている。のどかな集落。
↑中国の男の子はほんとにヤンチャでかわいい
↑尾行してみるw
↑見失った 民族の壁画
↑民族的壁画 牧歌的😌 (隣はがっつり中共の文字が見えますな)
↑井戸端会議中 なんか売ってる この辺の民族衣装は地味な色合い
↑青空市場 中華鍋吟味中 赤ちゃんの刺繍がかわいい
↑中国お約束 プロパガンダ壁画
↑過積載するなよ〜
↑道で勝手になんかすんなよ〜(かな?) 牢屋は怖いぞ〜
↑はろー!って近寄ってきてからこの子にしばらくつけられてたw
プロパガンダの絵の写真撮ってたから、政府の監視役かもw
のどかな集落の1日を垣間見れて、ほっこりしてるものの、いい加減ずっと歩いてて足が棒。駐車場に戻ることにする。
麗江へ向かう
ドライバーと再会して、麗江に向かう。
途中お腹が空いたので、サービスエリアに止まってもらったけど、これまた巨大!なのに誰もいない!
でもまだ残ってるご飯はあるみたいで、バイキングの種類があんまり種類がないから半額でいいわよってことにしてくれたw
麗江の宿は束河古鎮の外れにあった。でも歩いて5分くらいのところに古鎮もあるので、十分だった。
ドライバーは、麗江には2日泊まって、そのあと虎跳峡(Tiger Leap Gorge)に行くと伝えておいたので、もしドライバーが必要なら連絡をくれとのことで、電話番号をもらっておいた。
こう言う時にwechatを持ってると、直接連絡することができる。
が、今回の人はガラケーでした。
つづく
次は麗江の束河古鎮のレポートです!