とても褒められた
と勝手に今回は思う。
今週は、かなりの熱風が吹く毎日なので、練習をあまりしなかった。私の家は冷房はない。加えて、現在家全体がペンキ塗り替え中なのかなんなのか、すべて黒い網で覆われており、窓にはペンキ飛び跳ね防止用のビニールが貼られている。つまり、窓が開けられないようにされている。
おい、なんで今の時期やねん。と思いながら、扇風機とともに頑張っているけれど、職場も冷房がイマイチ完備されていないので令和の時代だけど汗だくでがんばっている。が、毎週熱中症になる。だから、練習している余裕がなかった。
という長い話の言い訳。
今回の新しいことは、二本の弦を同時に弾くこと。和音?というのか、それを習った。弦楽器もそんな弾き方があるんだと驚いた。和音の音はピアノの音と全然違って面白かった。奥行きがある感じ。チェロの楽器を変えるだけでも違う音が聞こえてくるんだろうな。他の弦も弾いてみたかった。
その後単音の練習もしたが、先生が弾く音と自分が思っている音と違うなと思ったら、予習で音符の読み方を書き間違えていた。そんな自分にも驚く。
課題曲『エーデルワイス』
すっかり左手の指の動きを忘れていた。改めて、弦を一回動かす間に左指をⅠ弦からⅡ弦などあっちゃこっちゃ乗り換えする曲だと思った。それ以前に一週間ぶりに弾くと曲になっていなかった。
「大変だね」
先生に思わず伝えた。先生も
「・・・うん、大変だね。」
先生が見本を見せてくれた。思ってたよりも、左手の指はお気軽に弦の乗り換えをしていた。なんとなくノリが分かった。
間違えても構わないからとりあえず続けて弾くこと
思い切り弾いてみること
音楽を感じるように弾いてみること
アドバイスをもらった。最後のアドバイスは私には分からないが、先生は音楽家なんだとは分かった。
二つだけ意識して、弾いた。
「短時間の間に、かなり曲らしく弾けるようになったよ。
うん、かなりの短時間に。」
と終わりに言われた。
それは最後の三分間のことだねと思ったけど、何歳になっても褒められると嬉しいもんだ。