ミラノ二日目:ドウォーモ
ミラノに行く前、父親から、Duomoは予約しておいた方がよいと言われていた。10年以上前にツアーでイタリアに行った先輩が言うので、事前に日本で予約しておいた。
朝9時半に受付まで行けばよい。
朝ごはんを食べて、9時にはDuomo駅に着いた。
地下鉄の出入り口の階段を上ると、目の前にはどーーーん。
とても分かりやすい。
朝が早いせいか、涼しく、目の前の広場にはほとんど人はいない。
写真も撮り放題。
Duomoの右側に音声ガイドをレンタルできる場所があったのでDuomoの外観を堪能した後はそこへ向かう。
途中で見回り中の警察官たちに会う。
日本の警察官の制服とは雰囲気が何か違う。
まず帽子が全然違った。
帽子がとても小さい。警察官の人の顔が小さいとかではなく、帽子が小さい。
そして雑な表現だけれど、シュッとしている。
並んで歩いてくる様子は映画かドラマのようだった。
姿勢もよいし、なんかかっこよかった。
日本の警察官の人たちも5人ほど横並びで歩いてきたら、ドラマのように見えるのかもしれない。まぁ日本は横並びに歩けるほど道が広くないな。そして5人も一緒に行動はしていないよね。
時間になったので、音声ガイド代わりのスマホを受け取り入口へ向かう。
今回私はDuomoの屋根と内部に入れるチケットを予約したのだ。
ぐるっとDuomoを半周した先で階段で屋根まで上がる。
ちょっと値段が上がるけど、エレベーターで上がることもできる。
階段はそこまで厳しくはなかった。後ろから来ていた人はハァハァ息切れしていたので、感じ方は人にもよるかも。
屋根の上にはたくさんの人がすでに到着して記念撮影をしていた。
ただ、日差しがもうすでに厳しい。
暑い、痛い。
屋根はつるつるだったので、雨の日は登れるのかはわからないけれど、ドキドキするだろうなと言う印象だった。
晴れていても、落ちないって分かっているけれど、屋根の端まで歩くのはドキドキした。
音声ガイドいわく、晴れた日には雪が積もったアルプスが見られるという。
おそらくあれだろうか。
その晴れた日でよかった。
アルプスと言うことで、ドレミの歌の映画(題名は忘れた)を思い出した。
あの映画の大佐家族はあの山を歩いていたのかと思いながら眺めた。
屋根の上は日差しがきつく、暑いのに、雪が積もった山が見えていることがとても不思議な感覚だった。
あまり高い建物は見当たらないので、高さ制限でもあるのかなと思うが、突如高い建物もたっているのでよくわからない。
一番高いところは工事中だった。
屋根の部分は折り返して、次にまた階段を下りてDuomoの内部に向かうことにした。
後日、イタリアの友人や友人の友人たちに
「Duomoの屋根に上ってきた!」と言うと、
誰もDuomoの屋根の部分には上がったことがないと言っていた。
何、観光客しか屋根は上らないってか⁉
屋根はおのぼりさんが行く場所⁉
私はぜひ行くべきだとおススメするが⁉
自分の地元でも地元民は行かない、観光客の人しか行かない場所ってあるのだろうか。