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ChatGPT 画像認識機能を追加

 9月27日の産経新聞にChatGPTに関する記事が掲載された。以下に一部をまとめたものを記述する。

 米新興企業オープンAIは25日、チャットGPTへの質問に、「音声による会話機能」及び、「画像を添付できる機能」を追加すると発表した。会話機能は、音声による直感的なコミュニケーションを可能にする。画像認識機能は、自転車の画像を添えてサドルを下げる方法を質問したり、冷蔵庫の中身の写真から献立を聞いたりできるようになる。個人と企業の有料会員を対象に2週間以内に新機能の提供を始める。

 また、forbes JAPAN では、チャットGPTの情報取得の制限についての記事が掲載されていた。以下に簡単に記述する。
 
 OpenAIは9月27日のX(旧ツイッター)の投稿で、ChatGPTがユーザーの問い合わせに対して最新の情報を提供するために、インターネットを閲覧するようになったと発表した。ChatGPTは、これまで2021年9月までの情報しか持っていなかったが、今後はマイクロソフトの検索エンジンBingを使用してユーザーの質問を処理し、最新の検索結果をベースに回答を生成する
 OpenAIによると、このアップデートは月額20ドルのChatGPT Plusとエンタープライズ版のユーザーにまず提供され、間もなく全ユーザーに提供される予定という。

 私はChatGPT のヘビーユーザーだ。課金もしている。プログラムのコードの作成、英語の勉強、新聞の要約、アイデアの壁打ち、あらゆることにChatGPTが役に立つ。特にプログラムのコード作成は、ChatGPTを使う前と比べて明らかに作業スピードが上がっている。「あと1年、ChatGPTが市場に出るのが早ければ、卒業研究が捗ったのに...」と生まれた時代を少し恨んだ。独学での勉強なども、ChatGPTが家庭教師のような存在になってくれるので便利だ。ChatGPTは人ではないので、質問したいことがある時に、迷惑かもしれない、忙しいかもしれない、なんて気にする必要はない.。月謝約三千円で様々な知識を持つ先生が24時間年中無休で教えてくれる。(無料版でも十分にその役割を果たす。)

 会話機能は、以前から音声読み取り機能があるので、目新しさはあまり感じられない。しかし、画像認識機能は違う。ChatGPTに画像を添付して質問ができるようになるのは画期的だ。プロンプトの幅が広がるのでより正確な応答が期待できる。また、forbes JAPAN によると、ChatGPTは最新の情報を持つことになるので、より現在の潮流に沿った回答が得られるようになる。ユーザーは、「ググる」ことなくChatGPTに聞いて、情報をより簡単に得られるようになる。もしかしたらGoogleは、OpenAIの出資企業であるMicrosoftに市場を明け渡すことになるかもしれない。

 ソフトウェアの世界は、まず作ってみるところから始める。作ったものを市場に出して、ユーザーの声を聞き、データを集め、より完璧なものへとプロダクトを成長させていくことができる。今回はその典型と言えるだろう。ChatGPTはまだリリースされてから1年経っていない。それなのにこのスピード感でプロダクトの改善をしていることに驚愕する。

 気は早いが、次に追加して欲しい機能として、「数式の入力機能」を挙げる。大学で習う数式は、どうしてもそれを入力する専用のソフトを使用しなくてはならない。今のChatGPTではその数式を認識することができない。個人で数式を読み取るプログラムを開発したいのだが、実力不十分であるため、八方塞がりなのが現状である。今後もOpenAIをはじめとする米新興企業の動向には注視しておきたい。

参考文献:
 産経新聞(9月27日)
 https://forbesjapan.com/articles/detail/66322


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