「南さんの1日」
どうも皆さんこんにちは。
この挨拶をするのも実はこれで5回目になりまして、
そろそろYouTuberのような独自の挨拶でもしてみたいところです。
菊肉です!(やめとけ)
さて、前回はこれまでとは少し違うテイストで2023年入社の新入社員について投稿しました。
内容の時期外れ感がとんでもなかったため
「え、いま入社式?」「菊地、春ボケしてる?」というお言葉をちらほらいただきましたが
持ち前の文章力と切り返し能力で見事に回避できました!(逃避とも言う)
ちなみに前回のタイトル:「2023年入社の君たちへ」は、
2007年ごろに大ヒットした、とあるドラマのタイトルから想起したものだったのですが皆様お気づきになられたでしょうか?
もしかすると主役の新入社員にとっては、「なんのことやら?」だったかもしれません。
やばいですね!ジェネギャジェネギャ!(その発言も怪しい)
ちなみに私はタイトルこそ知っていますが、
そのドラマ自体は見たこともないし、内容も全く知りません。(なんでこのくだり入れたんだよ)
入社当初の自分を思い出してだの、
初心を忘れていませんか?だの、
若干センチメンタルになりそうなことを記載したせいか、
読み終わった時に泣いていた、感動した等
泣けるタイプの映画を見た後のようなコメントを多くいただきました。
絶対にその涙はこんなよく分からない文章を書いている奴のためにではなく、別のところで流すべきだったと強く思いますが、
ありがとうございます。私も嬉しさのあまり泣きそうです。
さて今回はこれまでのテイストに戻り、
デイリースポーツ案内広告社の中途社員の「南さん」 にインタビューをさせていただきました。
現在デイリースポーツ案内広告社には、大活躍されている中途社員の方が多く在籍されており、皆様に様々なドラマがあるため是非!お話を!お伺いしたい!と思っているのですが特に南さんは、このnoteの掲載を開始した当初からずっとインタビューをしたいと思っていた一人でした。
なぜなら何を隠そう南さんと菊地は、
デイリースポーツ案内広告社に入社する前からの共通点があったのです。
「何その関係」
「南さんの立ち位置どこ?」
「菊地、南さんで遊ぶな!」
まあまあまあまあ落ち着いてください。
気になる方は、どうぞ次章でお会いしましょう~(^-^)
【目次①】南先輩ッ!
南さんと私の共通点が気になってしまった
ゴシッパーな皆さんこんにちは~(^-^)←これやめろ
これまでの投稿にも再三記載しているように、
私菊地は社会人を機に東京に転がり込んできて、
ビル風を浴びることを楽しんでいるようなTHE・田舎民なので
大学はもちろん中学・高校も関東育ちの南さんとは全て異なります。
じゃあどこで、南さんと菊地に共通点が?まさか・・・・!!!!
そうなんです!実は、私と南さんは大学時代のバイト先が同じだったんです。
いやスッと言え!
紛らわしい書き方するな!
丸顔!
もはや最後の一言は今回の件に何も関係ないように感じますが、
まあ落ち着いて下さい。
さらにヒートアップさせるようなことを言うと
私と南さんは全く違う店舗で働いており
南さんの存在を知ったのはデイリースポーツ案内広告社に入社してからでした。
なんなんだよ!
いい加減にしろ!
丸顔!
私は大学4年間、全国津々浦々どこにでも店舗を構えている
某アパレルショップでアルバイトをしていました。
店舗数があまりにも多いためその名前を知らない人の方が少ないと思いますし、
冬場などは特にセーターやシャツ等を脱がせたら全人類がここの商品を着ているのではないかと思っています。
菊地には理性があるため、上記のようなことを実践したことはありません。
ご安心ください。
お給料はある程度ほしいけど、
家から近くて、虫とかでない環境で、就職活動のときに使えて、
友だちとかにも自慢出来て(小声)、
イケメンがたっっっっくさん働いているところ(大声)
がいいなあ
という公私混同し放題・わがまま放題な私のアルバイト候補に最後まで生き残ったところがこのアパレルショップでした。
働き始めた理由こそ、不真面目ですが
「ギリギリアルバイトスタッフ」という奇妙な異名(韻ふんじゃった♡)をつけられていたほど働いており、多いときで週5日シフトに入っていたこともありました。
新型コロナウイスルの関係で、大学の授業がほとんどリモートになったこともあり
振り返れば大学よりも長い時間アルバイト先にいたような気がします。
あ、念のため触れておきますが、
菊地は天才だったので大学の単位を落としたことはありません♡(うざい)
そのため、内定者時代南さんから
「えー!僕もそこでアルバイトしてたよ~」と言われたときは、
思わぬ共通点に発狂し、南さんを驚かせてしまいました。
オンライン会議に、ミュートという機能ができたのはきっと私のせいです。
同郷ならぬ、同イト(変な略語作るな)である南さんには、
「明日売変だからアピポ変えておいて」や
「商整終わったら、SV入るからSKCチェックして、売り場Aランクにしておいて」や
「今日コンシェルジュの調子悪くない?」といった
数々の珍会話を繰り広げることができ、これらの会話は全て
すでに元アルバイトスタッフとなってしまった私たちにとってめちゃくちゃエモーいとなるわけです。(キモーい)
【目次②】映画部発足
また、南さんとは「映画好き」という共通点もあり
昨年新たに開設された南さんが部長を務める映画部に私もちゃっかり所属しています。
月に1回、部員みんなで映画を見て感想を言い合うという、世界一平和な活動をしており
ハロウィンやクリスマスなどのイベント時には、会社の会議室でイベントに合わせた過去の映画を放映するという完全自給自足型映画館も開催しております。
そんな映画部は、徐々に部員を増やし
現在南さんと私を含め15名ほど所属しています。
映画部に入っているだけあり、部員の皆様はなかなかの映画好きで
「休日何してる?って聞かれたとき、映画見てるよお~とか言ってる人かっこよくない?」
などというどうしようもない理由で入部した私のような人間は誰一人おりませんでした。
まさに不純物。
記念すべき、初・映画部活動日は
映画館には行かずそれぞれ自分が好きな映画のジャンルと、
今イチオシの映画を紹介しあう会に決定し、
私も「ええどうしよお~、あえて嫌いなジャンルをとか話してこいつ・・・一味違う!とか思わせちゃおうかな★」
などとよくわからない方向に張り切りまくり当日を迎えました。
そこで私は衝撃を受けました。
もはやアッパレというほど、皆様が話されている映画が分からないのです。
いや自分ここまでわからん!?この10年間くらいの記憶突然飛んだ?
っていうかみんなもうなずいているだけで実は全然わかってないんじゃないの、、、
オットーめちゃくちゃ頷いているし、
なんなら「その監督なら○○の方が好きです」とかさらに上の次元の話してたー!
これは絶対
「私結構いろんな映画見るんで、逆に好きなジャンルとかなくて、まあ強いて言うならサスペンス系?が好きですかね。それより嫌いなジャンルの方が確立してて、恋愛ものとか無理なんですよねー!!」
とか言えないやつだ!言っちゃダメなやつだ!
あとどさくさに紛れて【逆に】とか使うな!不純物!
私がそんなこんなしているうちにも、話のレベルは上がりまくっており
「ちょっと昔の映画になるんだけど、△△って知ってる?」や
「映画館も結構こだわりがあって、ちょっと遠いんだけど町田におすすめのところがあってさ~」
など、もはや「映画の中身」をも超越した話が繰り広げられておりました。
映画が見れたらどこでもいいや~ていうか東京って場所によっては、
レイトショーの料金設定ないんだあ~不便だなあ~とかなんとか考えながら、
ポップコーンなどをむさぼっていた自分を恥じたい。隠したい。
しかしそんな不純物にもちゃんと順番がきてしまい、
「好きな映画は特に無くて、嫌いな映画は恋愛系ですね。あとトリュフ味のポップコーンが好きです」
と前日考えていたこと以上にどうしようもない回答をしたのでした。
と、ここまでお話すると映画にものすごく詳しくないと入れない部活なのかも?と不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことは一切ありません。
ものすごくコアな映画の話しから、流行りの映画まで幅広く話せる方がいらっしゃいますので
映画が少しでも好きだな、
映画についての感想を誰かと共有したいな、
と思われた方は、是非入部をお待ちしております。
サークルなどの勧誘でよくある、「未経験者歓迎!」という文字を信じて入部したら
全然ガチやん!!未経験者おらんやん!というようなことは
絶対ないのでご安心ください◎
【目次③】南さんの1日
今回はそんな南さんの1日を教えていただきました。
南さんは、一昨年からチームリーダーになり
現在は2人のメンバーと仕事をしています。
そのため自分の仕事だけではなく、メンバーとの仕事そして業務以外のケアも必要となりどうしても自分の業務のために割く時間が限られてしまいます。
そこで毎日8:30~9:00の間に出社をし、
朝の時間で自分だけに課せられたタスクは極力消費しているそうです。
チームリーダーになるとともにメンバーのアポイントに同席することも多くなり、「サポート」という立場に回る場面が増えてからは
自分の役目は話を広げて、お客様のターゲット層に響くメディアをご提案し、興味を持っていただくことだと話されていました。
さらに流石は映画部部長!アッパレ!という感じなのですが
同席者 、果ては営業職に就いている自分がやるべきことは
映画の予告編のようなものだと話されており
お客様に良いと思ったメディアのさわりの部分をお話し、
お客様に「気になる」と思っていただいたら
あとはコミュニケーションデザイン部門やメディア室など、
それぞれのエキスパートを巻き込んで、チーム体制で大きな案件を創出していくとのことでした。
また、業務以外のケアの部分では
「どうやったらチームメンバー一人一人が働きやすいと感じるか」ということを一番に置いて接しているそうです。
十人十色とはまさにその通りで、同じ会社、同じ部署で働いていたとしても性格は当然、仕事に対するモチベーションを感じるポイントも一人一人異なります。
南さんはそれを理解した上で、自分の信念やプライドなどは持たず
メンバー自身がやりたい、やってみたいと思うことを尊重し、
受け入れていると話されていました。
メンバーの指導に正解はないため、一概には言えないと話されていましたがおそらく怒りに対する沸点が高く、どんな考え方でも「そういう考えもあるよな」と受け入れることができる南さんならではの指導方法だと思います。
激動の日々を送られていても、
いつもどことなく穏やかな雰囲気が南さんの周りに流れているのは
このような南さんの仕事対する考え方や人に対する接し方が関係しているのだと思います。
【目次④】営業職を続けている理由
営業職という職種は、
企業からもしくは個人から仕事をもらってくる窓口となる人間を指します。
会社としては、営業職の人間がいないとそもそも取り掛かる仕事がないため
よく「花形の職種」とも呼ばれます。
俗に営業職、営業パーソンと聞くとマイナスなイメージを持たれることも少なくありません。
クリアしなければいけないノルマがあったり、
仕事をもらうために各方面に毎日走り回ったり、
どことなく泥臭く、精神的に参ってしまいそうな場面が多くありそうな職種に見えます。
就職活動をしていたときの私もそう思っていました。
また営業職に向いている人というのは、
明るく溌溂としていて、コミュニケーション能力が高く、タフで、
学生時代はサークルの代表を務め、アルバイトは居酒屋など日常的に大声を出す環境で働いていた人だと思っていました。
そして、自分は営業職に向いているタイプではないと思っていました。
しかし、そこから2年、私はデイリースポーツ案内広告社の営業職として現在も働いています。
さらに信じられないことに、あと数週間で3年目になろうとしています。
今でも、自分が営業職に向いていると思った瞬間は一秒もありません。
むしろ、向いていないと思うことばかりです。
ではなぜ今も営業を続けているのかというと、理由は一つです
「クライアント様が喜んでいる姿が見たいから」ただそれだけです。
1人の営業パーソンとしては、自覚や責任が足りないかもしれませんが
私は自分本位で営業をしたいと思ったことがありません。
有名なタレントさんを起用した仕事に取り組んでみたいから営業をするとか、
自分の好きなものやサービスを展開している会社と仕事がしたいから特定の業界に絞った営業をするとか、
このようなことを軸に仕事をしよう、仕事をしたいと思ったことがありません。
そんなことはないとは分かってはいるのですが、
自分本位で営業に取り組むこと=誰かに自分の気持ちを押し付けている
という式図がどうしてもぬぐい切れず、申し訳ないという気持ちでいっぱいになってしまうのです。
そんな私にとって、営業をしていて良かったと思う瞬間は
クライアント様から喜びのお声をいただいたときです。
「菊地さんと仕事ができてよかった」
「この広告を出稿したから売り上げが伸びた」
「このメディアを紹介してもらえてよかった」
どれもこの2年間でいただいたお言葉の1つです。
私はこのようなお言葉をいただくたびに、もっと喜んでいただける人に出会いたい、
もっといろいろな企業様のお手伝いをしたいと感じ
日々その第一歩となる営業をしています。
だから今でも、不向きだなと感じつつも営業職を続けています。
そんな私にとって、
南さんの
「誰かのために頑張れる人の方が、頑張ることができる。
その誰かは、仕事以外の人でもいい。家族でもいい。
誰かのために、が、最終的に自分のためにもなっていると思うから。」
という言葉はとても胸を打つものがありました。
これは、今回のインタビューの最後に南さんが言われていた言葉です。
今回南さんにインタビューをしたいと思った理由は、
南さんとの共通点がいくつかあったからということに加えもう1つあります。
私自身が、南さんの仕事のスタイルに憧れていたからです。
1つのメディアを継続的に実施される企業様は、大きく2種類に分かれます。
1つ目が、実施後の効果が良かった、社内のインナー効果がすごかったなど
メディア自体を高評価しているケースです。
企業としては、例え少額であったとしても意味のない施策を実施したいとは思わないため
1回実施してみて効果、反響があったものを継続したいと思われるのは当然です。
そして2つ目が、提案してくれた営業担当者及び広告会社を信頼しているケースです。
人と人、もしくは企業と企業の信頼関係ができ
この人が提案してくれるものなら大丈夫だろう、
この広告会社が提案してくれるものなら安心できると感じてくださり
同じメディアを継続していただくこともあります。
南さんはまさにこの2つ目を実現されている方でした。
南さんから仕事内容の話を聞くたびに、
「クライアント様から本当に必要とされている人」なのだと感じます。
これは、南さんの仕事の取り組み方、考え方が根本にあると思います。
南さんは少し前までは、
辞めた他の営業担当からの引継ぎ案件が多い自分に対し
自分で新規開拓をしたお客様を大きくできていないと
マイナスに捉えていたこともあったそうなのです。
しかし、これは常にクライアント様のことを思い、寄り添い、形にしてきた自分だからこそ
後任にしてもきっと大丈夫だろうと思ってくれているからではないかと今は感じているとのことでした。
営業職は元気溌剌!ノルマでもなんでもどんとこい!みたいなタイプの人だけが
向いている職業でも、つける職業でもありません。
南さんとお話をして、私が思う最も重要なことは、
「誰かのために全力で物事に取り組むことができるかどうか」
ただそれだけです。