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バトンが嫌いな僕の全力Tシャツチャレンジ

バトンとかリレーのたぐいが嫌いです。

新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛が始まってから、その手のものが出回っています。いちおう編集業をしているので、まわりでよく見かけるのは「ブックカバーチャレンジ」なるものでしょうか。その他にも本や映画にまつわるバトンはちらほら見かけていたので、回ってきたら思いっきり突っぱねてやろうと手ぐすね引いておりました。

回ってきません。何一つ僕のところにきません。みんなが僕を避けてバトンを渡しています。僕を迂回してバトンがやりとりされているんです。僕、何かしましたか?

そんな折、元浅草の銭湯・日の出湯の田村祐一さんから、 #Tシャツチャレンジ  なるものが回ってきました。

嬉しくなかった、と言えば嘘になります。本に関することならともかく、Tシャツってなんだよ、とも思いません。せっかくもらえたバトン、全力でやらせていただきます。

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田村さんからバトンをいただいた我々親子は、まず紙を切ることからはじめました。そしてこれを取り寄せました。

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そしてベランダに機材をセット。

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それからはひたすら塗って、

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剥がして、

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また塗っての繰り返し。そしてできたTシャツがこちら。

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これ、なにを元にしたデザインか分かるでしょうか?

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絵本『はらぺこあおむし』の見返しを元ネタにしています。

とはいえパネルの形、組み合わせも自由。色も長男に絵の具で好きな色を作らせました。まごうことなき世界で1枚だけのTシャツです。

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ちなみに自分用に作ったのはこんな感じ。まあまあのクオリティじゃないですか? 大人でも普通に着れそう。

外出自粛で子供が家にいると衝撃的なくらい仕事にならなくて、せめて子供と一緒になにかできないかなと思っていたので、正直最高のバトンでした。

でもやっぱりバトンは好きではないので、僕からだれか特定の人に回すのはやめておきます。もしチャレンジしたいという人がいたら、このバトンどんどん持っていってください。

どっちかというと、子供と家にいて仕事もできなくてやることもない人に、自作Tシャツ作りの方を勧めたい。ぜひチャレンジしてみてください。

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大熊信
お金よりも大切なものがあるとは思いますが、お金の大切さがなくなるわけではありません。

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