介護夜勤をはじめて①

介護と聞くとあまりいいイメージを持っている人は少ないと思います。かく言う私も介護夜勤をやる前は、そう思っていました。でも、実際やってみるとすごく良い働き方だと思います。

1年以上この働き方をしてきたので、その経験をまとめようと思います。興味があれば、お読みください。

きっかけ

介護夜勤を始めるきっかけは、2021年7月にある方のTwitterを見つけた時です。@noranora0259さんという方が介護夜勤掛け持ちで、月収50万円という情報を発信されていました。介護でそんなに稼げるか半信半疑でしたが、無職でやることもないので、初任者研修をとって、介護夜勤を始めることにしました。

初任者研修

初任者研修は時間があったので、1カ月の最速で取得できるコースを選びました。内容はそこまで難しいものではなく、一緒に勉強していたみなさんとは、今でも連絡をやりとりするぐらい仲良くなれました。30前半の私が最年少でした。最後に試験があったのですが、全員が90点以上で合格できる簡単なものでした。運転免許の学科試験のイメージでしょうか。

介護職デビュー

初任者研修を受けている時から、就職活動を始めていました。未経験で夜勤できるのか不安でしたが、パート職員という形で有料老人ホームに採用されました。私が30代で夜勤経験があったからすんなり採用されたのかもしれません。
 はじめの1カ月は、日中帯に、排泄、食事、入浴の3大介助を教えてもらいました。実際にやることは、普段の生活の延長線なので、すんなり行けたと思います。

夜勤デビュー

 いろいろな施設で働いてからわかったのですが、私がパートで採用された施設は結構大変な施設で、夜勤もハードでした。有料老人ホームなら自立の人が多くて楽だろうと思っていましたが、今となっては寝たきりの人の方が楽だと思います。
 担当するフロアには、ナースコール頻回の方や、看取りの方、認知症で暴力を振るう方、徘徊される方など、しんどい人が集まっていました。
 夜勤のOJTの方も厳しい方で、いろいろ指摘されましたが、必死に食いついて仕事していました。3カ月も夜勤をする頃には、経験者の方と同じぐらいテキパキ動くことができる用になっていました。

介護夜勤掛け持ちデビュー

 当時はバカだったので、半年経験してから、特養のショート夜勤を派遣社員として掛け持ち始めました。特養は夜30名程度のオムツ交換と起床介助をするのですが、これが大変で、汗をかきながら、休む間もなく動き回っていました。結局4カ月いたのですが、もう特養はいいって言うぐらいキツかったです。
 その頃は、本業の夜勤が週2、特養の派遣が週3で掛け持ちしていました。有料では、土日休みたいと言って、曜日固定していただけたので、両方の勤務が重なるということはなかったです。
 その頃の総支給が交通費や残業代込みで、45万円ほどでした。結構貰えて満足していたのですが、特養がしんどくなったのと、別の施設も経験してみたいと思い契約を更新しませんでした。

週4ロング夜勤

 介護の夜勤は、夕方から初めて朝10時頃まで働くロング夜勤と、夜中に来て朝帰るショート夜勤があります。次に働いたのが、老健のロング夜勤でした。老健はリハビリして在宅や老人ホームに復帰するのが目的と聞いていましたが、実際は寝たきりの方も多く、特養と勤務内容はそこまで変わりませんでした。また、私のいた施設だけなのでしょうが、一緒に夜勤をやる看護師さんがナースコールを取らない決まりになっていて、休む間もなく働いて、ヘロヘロになっていました。初回更新でやめたので経験は2カ月です。
 その頃の総支給が54万円でしたので、結構もらっていたと思います。その2に続く。


いいなと思ったら応援しよう!