楽しかったが物足りなかったロックマン11
Steamでセールになっていたのでロックマン11をプレイして7時間くらいでクリアした。感想としては3000円くらいの価格(僕がセールで購入した価格)くらいで納得。今Steamでは5000円で販売しているのでセールを待つべき。僕はスーパーファミコンのロックマンX1、2、3とロックマン7のプレイ経験がある。なので今作のプレイは10年以上ぶりのロックマンとなる。
難しさがマップ毎で異なるのでステージの度に新鮮な気持ちになれる
難易度は選択式で「現役のロックマン」という2番目に難しい難易度でプレイ。アクションゲームとして単純に難しく補助アイテムやボス武器を駆使して何とかクリアできる刺激のある難易度だ。ステージ数は昔と同じで8+ボス前のいくつかという感じ。 ボス前のいくつかは8ステージの総集編というのも同じだったが、8ステージの難しさがそれぞれ違ってよかった。ボスが強い、雑魚敵が強い、アクション要素が強い、緊張感が強い、一辺倒な作りじゃないので面白かった。最終ステージでは補助アイテムを買うお金もなくなり実力のみでボスに挑み続けて自分の動きが徐々に洗練されていく様子が楽しかった。
新システムのダブルギアの使いにくさ
ダブルギアと言ってパワーやスピードを制限時間付きで強化することができるシステムが新しく搭載されている。ステージ攻略には回復アイテムでごり押してしまったので、ラスボスくらいで使い始めたが攻略中にもっとガンガン使えばよかったと後悔した。それでもパワーギアの使いにくく使い道が思い浮かばない、スピードギアはその名の通りスピードがアップする(実際は周りの動きが遅くなり、ロックマンは早く動ける)ので使い勝手がよかったことで中途半端だった。
強化パーツを選択する楽しさ
パーツを買ってロックマンを強化できるがそれが絶妙に攻略の手助けになる。チャージショットを少し大きくできるパーツによって、ジャンプしてもギリギリ届かない敵にショットを当てれるようになったりとバランスが絶妙だ。どのパーツも強すぎないので購入の取捨選択が良かった。
隠し要素の少なさ
隠しボスや隠しパーツ、回復できるサブタンクなどステージのどこかに隠されたレアアイテムを手にいれ攻略を優位にすすめれる要素は今回はなかった。特定の条件を満たせばショップで売られるパーツが増えるが条件のヒントがない。ステージ攻略に集中できるといえば聞こえはよいが、その分物足りなさを感じた。
まとめ
まとめると、やりごたえのある難しさ、ビジュアルアップデート、中途半端な新システム、隠し要素の少なさと総合的に見ると3000円という価格が妥当だと感じた。新しいロックマンの体験というよりは、昔プレイしたロックマンのリメイクを楽しむという気持ちでプレイしてみてはいかがでしょうか。
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